【初心者向け】オンライン講座の作り方や開き方の手順!ZOOMでセミナー録画を公開するのはあり?
自社の商品やコンテンツがある方は、新型コロナウィルスの影響もあり、オンライン講座へ移行するケースが多く見られます。
オンライン講座の開き方と作り方について、初心者でも開講できるようにまとめました。
当記事を読んで頂く事で、これからビジネスをオンライン化へシフトしたい方におすすめのZOOMやWordPressを使って、オンライン講座を作る手順をコンパクトにまとめましたので、最短即日からオンライン化へシフトする方法が分かります。
2021年以降はDX(デジタルトランスフォーメーション)が本格的に進むと見られていますので、事業をオンラインし、時代の波に乗り遅れないようにしましょう。
もくじ
オンライン講座やオンラインスクールの作り方
オンライン講座の作り方ですが、Xマインドというマインドマップ作成ツールでまとめてみたのが、上記の画像となります。
オンライン講座を作るのに、まず最初に考えなければいけない事は、たったの2つで
- マーケティング思考で企画する。
- 商品(講座)の内容を考える。
という事です。
マーケティング戦略 ターゲティングとコンセプト設計
オンライン講座を作るコツ1つ目のマーケティング思考で企画するですが、大きく分けて
- マーケティング戦略
- マーケティング戦術
の両面から考える必要があります。
マーケティング戦略は、おおまかな長期的な計画、プランの事を言い、マーケティング戦術は、戦略を実行するための具体的な手段や方法の事を言います。
まずはじめに、マーケティング戦略、戦術それぞれに対して、お客様に役立つコンテンツを提供する事を前提に、講座を組み立てる事を最初の出発点としましょう。
次に、「マーケティング戦略」についてですが、自社で販売する商品(講座)と見込み客や購入者のアンマッチが起きないように、どんなお客様を見込み客にするのか?とターゲットをしっかりと明確にしておく必要があります。
ターゲティングをしっかりと行う事で、集客するホームページ(通称:LPランディングページと呼びます)へ集め、ターゲットの心に刺さるコンテンツを用意する事になります。
同時に、商品(講座)のコンセプトをしっかりと決めておき、見込み客へ提供するのに絶対の自信を持って提供できるものを作るようにしましょう。
どれだけ集客用のLP(ランディングページ)で良い見込み客を集めても、商品のコンセプトがブレてしまっていては、結局のところ「商品(講座)を売り込み」してしまう事になりかねません。
お客様自ら「買いたい」と思わせるためには、
- 見込み客のターゲティングをしっかりと行う事。
- 商品のコンセプトを明確にし、絶対の自信を持った商品を提案できるようにする事。
この2つが、何よりも大事ですし、特にオンライン講座といったリモートでサポートするようなケースでは、「信頼関係をオンライン上で築いていく」という点を考えれば、売り込まなくても買ってくれる状態が望ましいでしょう。
マーケティング戦術 フリーミアムモデルと導線の設計
そして、もう一つのマーケティング思考として考えておきたい事が「マーケティング戦術」についてですが、集客した見込み客に少しでも興味付けする一つの方法として「フリーミアムモデル」と呼ばれる方法があります。
フリーミアムとは、
- フリー(Free)
- プレミアム(Premium)
を組み合わせた造語ですが、フリーミアムモデルとはサービスの一部を無料で提供し、上位モデルやサービスの拡充については、料金をいただくというビジネスモデルの事を言います。
有名なフリーミアムモデルを導入している商品、サービスは、
- ビジネスチャットツール(Chatwork、Slack)
- 名刺管理ツール(Eight、Cardful)
- オンラインストレージサービス(Google Drive、Dropbox)
- ホームページ・ヒートマップ解析ツール(Ptengine、MIERUCA)
などがありますが、見込み客やお客様に無料で講座の一部を体験いただき、本講座へ興味付けするといったマーケティング戦術を用いる事も検討しましょう。
プレゼントの提供
上記の図を例にすると、プレゼント動画やテキストなどのコンテンツを用意したり、ツールなどを無料で提供するのも一つの方法です。
リストの獲得
また、オンライン講座の無料体験などプレゼントを用意した際には、必ずお客様のリストを獲得するための「登録フォーム」を用意するようにしましょう。
登録フォームは、
- メールマガジン各種スタンド
- LINE公式アカウント
など、自社で管理しやすい媒体を用意すると良いでしょう。
決済方法を用意
登録後、見込み客と接点を持ち、オンライン講座の本講座へお申し込み頂けるように、オファーやセールスを行うわけですが、セールスが成功しても、お客様からご入金いただけなければ、申込み完了とはなりません。
お客様に案内をスムーズに行えるように、
- 銀行振込
- その他の決済方法
を用意しておきます。
一般的には、クレジットカードによる決済を行いますが、決済代行会社は情報コンテンツを扱う場合は決済手数料が高かったり、アカウント凍結のリスクもありますので、十分に注意しましょう。
一般的に使われる決済代行会社ですが、
- SBペイメントサービス
- GMOペイメントゲートウェイ
- ペイジェント
- ベリトランス
- ソニーペイメントサービス
- PayPal
- ラクーン
- ヤマトクレジットファイナンス
が有名で、ECサイトの決済代行でも使えたりします。
各社ともアカウントの作成には時間もかかりますので、早めに対応するようにしましょう。
商品(講座)の内容を考える
オンライン講座の作り方のコツ2つ目ですが、「商品(講座)を作る」についてですが、オンラインの講座として一般的なものは
- 動画もしくは音声コンテンツ
- LIVE(リアル)配信
- PDFなどの文字コンテンツ
- ツールとして現物提供
といった方法で提供するのが一般的です。
また、過去にセミナー動画を撮影したものを、コンテンツの一部としてオンライン講座に応用する方法もありますが、ユーザーからするとコンテンツが追加されていくと、サービスが増えていきますので、満足度アップにも繋がるのでは無いでしょうか。
さらに、ZOOMなどのオンライン会議室を活用したオンライン講座の作り方、やり方は次のところで詳細をまとめています。
ZOOMやWordPressを使ったオンライン講座
ここまでは、オンライン講座を作るにあたり、どのような事に気をつけながらマーケティングしたり、商品(講座)を構成すれば良いか?
といったソフト面のお話をしてきましたが、ここからはハード面について、おすすめのツールなどを紹介しながら解説を加えていきます。
会員サイトはWordPress(ワードプレス)がおすすめ
オンライン講座を作るにあたり、最初に悩むのが
「コンテンツをどこに格納しようか?」
という問題です。
せっかく出来た動画やPDFのコンテンツも、誰もが閲覧できるような状態では、会員になって頂く価値はありませんし、また会員に都度配信するという事では、会員数が増えるに連れて運営が苦しくなってきます。
そこで必要になるのが「オンライン講座を格納する会員サイト」になるのですが、一般的にはホームページ製作などでも使われるWordPress(ワードプレス)がおすすめです。
無料ブログサービスを使って、各記事を非公開にしながら運営するというのも一つの方法ですが、無料ブログサービスにはデメリットが多く、オンライン講座の会員サイトとするのはおすすめしません。
(無料ブログのデメリットやWordPress(ワードプレス)に関しては、無料ブログよりワードプレスを初心者におすすめする理由、人気のテーマは?の方で、詳しくまとめていますので、合わせてお読み下さい。)
WordPressをおすすめする理由
WordPress(ワードプレス)をおすすめする理由は、
- 世界中で一番使われているCMS(コンテンツメーカー)のため、カスタマイズが豊富。
- ドメインとサーバーを用意すれば、年間費用を抑えて運用が可能。
という理由だからです。
1つ目のカスタマイズが豊富という理由は、Googleで検索すれば、WordPress(ワードプレス)を使ったカスタマイズの方法がいくらでも検索する事が可能です。
また、最近ではYou Tubeでも動画解説されている場合もありますので、無料でカスタマイズノウハウを知る事も出来ます。
2つ目の年間の費用を抑えての運用についてですが、ドメインとサーバー代は合わせても年間で15,000円前後です。
筆者は、Xサーバー(公式サイトはこちら)が安定しているのでおすすめですが、最初は一番下のプランにあたる「X10」でも十分ですので、契約して頂き、ドメインを取得し、WordPress(ワードプレス)をインストールするようにしましょう。
WordPress(ワードプレス)を使う以外の選択肢として、人気の方法は「マイスピー」のスタンダードプラン以上を選択するのも良いでしょう。
マイスピーはメールマガジン配信スタンドの一つですが、スタンダードプラン以上になると、会員サイトを製作できるだけでなく、登録から何日後に記事を公開する後出し機能や月額課金されなかった人をログインできなくする機能など、会員サイトとして使いやすい機能が豊富です。
WordPress(ワードプレス)を使うよりも費用面ではかかります(年間36,000円)が、会員のサポートに注力したい人にはおすすめです。
オンライン講座のコンテンツの作り方
格納する会員サイトを用意できれば、あとはひたすら商品となる講座を作成していくだけですが、コンテンツはどうやって作っていけば良いでしょうか?
1つ目の動画コンテンツの作り方ですが、スマホの性能がどんどん上がってきていて、動画撮影用のカメラを用意しなくても、十分に対応出来るようになっています。
そのため、あえて動画撮影用のカメラを用意しなくても、手持ちのiPhoneなどで対応しても、編集次第でクオリティを上げる事が出来るでしょう。
ただし、iPhoneなどスマホを支える三脚やマイク、また動画編集が可能なソフトは最低限用意しておいた方が良いでしょう。
動画コンテンツをWordPress(ワードプレス)へ投稿する際に、注意したいのが
「You Tubeの限定投稿を使って投稿する」方法です。
You Tubeに投稿したコンテンツを使ってオンライン講座を投稿している方も見られますが、実はYou Tubeは商標利用による動画投稿を禁止しています。
この事をあまり知られていないのか、You Tubeを使っての投稿をしている方も多いです。
筆者のおすすめは、「VIMEO」の有料プラン(月額700円前後)で、動画を限定公開にしてWordPress(ワードプレス)に埋め込みするのが講座らしくまとまって良いかと思います。
また、音声についても、ボイスメモがスマホに入っていますので、mp3へ変換して使えば、WordPress内で投稿する事も可能です。
セミナーや解説動画を上手く活用しオンライン講座にする方法
オフラインでセミナーをやった内容を動画撮影したり、オンライン会議室のZOOMなどを用いて、解説動画などをWordPress(ワードプレス)の会員サイトへ投稿し、オンライン講座にする方法も、動画コンテンツ作成と同じです。
ZOOMの場合であれば、管理者としてミーティングに参加していると、「レコーディング」というボタンが出てきますので、レコーディングを押してから、自分のパソコンの画面共有を行い、パワーポイントなどで資料を作成し、解説動画を撮影すると良いでしょう。
レコーディングが終了すれば、そのままZOOMを閉じると、レコーディング動画を指定のところへアップロードする作業に入ります。
自分のパソコンもしくは、ZOOMのクラウドスペースに格納する事になりますが、プランに応じてクラウドスペースのギガ数が変わりますので、それぞれのプランに応じて、動画の格納場所は考えておきましょう。
ちなみに、筆者は動画をドロップボックス内にコンテンツを格納するようにしていますので、ZOOMのクラウドサービスは使用していません。
動画の変換が完了すれば、あとは動画編集ソフトでアイキャッチを付けたり、見出しをつけたり、カット&ペーストを行い、動画講座を作っていきましょう。
常に、セミナー動画やオンラインセミナーの動画を撮影しておくと、将来の動画コンテンツに使えたり、特典やプレゼントとして使用する事も可能なので、保存し外部のハードディスクやクラウドサービスなどで保管しておくと良いでしょう。
3つ目の「PDFなどのテキストコンテンツ」ですが、パワーポイントなどで資料を作るのも良いですが、会員サイトに直接書き込みしていくという方法でもOKです。
WordPress(ワードプレス)は、記事ごとにコンテンツを分ける事が出来ますので、カテゴリーや単元ごとに記事を分けて、それぞれの記事をパスワード保護して提供する事も可能です。
その際に、記事がGoogleなどの検索エンジンにインデックスされないように、記事自体を「NoINDEX」をかける事を忘れないようにしておきましょう。
※もしNoINDEXの意味が分からないという場合は、飛ばしてもOKですが、記事には必ずパスワードをかけるようにして下さい。
パスワードの掛け方は、WordPressの各記事内の右上に「公開状態」というところを押すと、下記の画像のようにパスワード保護と出てきますので、任意のパスワードを入力し、記事を保存(もしくは更新)するようにしましょう。
オンライン講座を運営するのに、コンテンツの修正が発生する事は多々あります。
新しいPDFのテキストコンテンツを都度用意するようなカタチにすると、結構な作業量が発生してしまいますので、テキストでお渡ししたい場合は、会員サイトのWordPress(ワードプレス)に直接書き込みする方が良いかと思います。
また、動画コンテンツの場合は、修正ができないので、修正箇所を再度解説する動画を撮り直すか、修正箇所を削除し、新しい動画を繋げるよう動画編集ソフトを使うかで対処すると良いでしょう。
WordPressを使ったオンライン講座の開き方
ここまで、ZOOMとWordPress(ワードプレス)を使ったオンライン講座を作る方法をお話しましたが、ここからはより具体的にWordPressを使った会員サイトの作り方を手順と合わせて、まとめていきます。
手順1 ドメインとサーバーの契約
WordPressを運用するのに、ドメインとサーバーが必要となります。
ドメインとはWEB上の住所みたいなもので、当サイトで言えば、「future-anxiolytic.com」の部分にあたります。
このドメインにデータを入れる器になるのがサーバーになりますが、前述の通り、Xサーバー(公式サイトはこちら)が安定した運用が可能なのでオススメです。
Xサーバーは、契約時期によってはドメイン永久無料のプレゼントもやっていますので、管理面ですし、管理画面もすっきりして使いやすいのでオススメです。
※これから先の解説は、Xサーバーを使った解説となります、ご了承下さい。
まずは、Xサーバーを契約し、サーバーパネルよりログインすると、上記のような画面となります。
この画面が管理画面になりますが、①、②、③の順番に設定を進めていきます。
まず1つ目の「ドメインの設定」ですが、Xサーバーのプレゼントドメインの場合は、すでに登録されていますので、特に必要ありませんが、お名前ドットコムなどで取得したドメインを使用する場合は、ドメインを設定する必要があります。
ドメインを設定した際には、「ネームサーバーの設定」が必要になりますが、Xサーバーの場合は、
- ネームサーバー1 ns1.xserver.jp
- ネームサーバー2 ns2.xserver.jp
- ネームサーバー3 ns3.xserver.jp
- ネームサーバー4 ns4.xserver.jp
- ネームサーバー5 ns5.xserver.jp
となりますので、ドメイン設定時に合わせて設定を行いましょう。
合わせて、
- 無料独自SSLを利用する(推奨)
- 高速化・アクセス数拡張機能「Xアクセラレータ」を有効にする(推奨)
のチェックは外さないようにしましょう、もしくはチェックが付いていない場合は、チェックを付けて進めるようにしましょう。
無料独自SSLを利用する(推奨)を忘れた場合は、②の設定で行う事も可能ですので、追加で申請するようにしましょう。
WordPressのインストール
①、②と手続きを進めれば、③「簡単インストール」へと進みますが、WordPressをインストールしたい自身のドメインを選択し、WordPress簡単インストールのリンクを押し、下記の画面まで進んでいきましょう。
- サイトURL
- ブログ名
- ユーザー名
- パスワード
- メールアドレス
を入力し、確認と進むのですが、サイトURLについてですが、ドメイン直下にWordPress(ワードプレス)を入れる場合は、/以降を空白のままでOKですが、ドメイン直下でなくディレクトリと呼ばれる/以下にWordPress(ワードプレス)を入れる場合は、文字列を入れる必要があります。
例えば、
http://future-anxiolytic.com/onlinecourse/
というURLにWordPress(ワードプレス)を入れる場合は、/以下に「onlinecourse」を入力し手続きを進めるようにします。
あとは、手続きを進めていけば、WordPressをインストール出来ますので、WordPress(ワードプレス)の設定の方に移りましょう。
WordPressの設定 設定とテーマ選び
ここからはWordPress(ワードプレス)内の設定について解説していきます。
XサーバーでWordPressの簡単インストールは便利なのですが、SSLのURLではありませんので、まずは設定から変更を行う必要があります。
画像の通り、左側の「設定」の中の「一般」を押すと、画面が変わりますので、
- WordPressアドレス(URL)
- サイトアドレス(URL)
をそれぞれ、https://future-anxiolytic.com/と「s」を付けるように修正しましょう。
修正すると、一旦ログアウトする事になりますので、もう一度https:~の形でログインURLを修正し、ユーザー名とパスワードを入力しログインしましょう。
続いて、テーマ選びですが、たくさんの無料テーマがありますので、外観で好みのものを選んでいきましょう。
より高機能なものは、有料テーマとして販売されていますが、オンライン講座を作るのであれば、特に高額なテーマを用意しなくても良いので、最初は無料テーマからはじめていきましょう。
WordPressの設定 プラグインを設定
次に、WordPressの機能を拡張させるために「プラグイン」を導入するようにしましょう。
会員サイトを作るのに必要なプラグインですが、ひとまずは
- Password Protected
- Intuitive Custom Post Order
の2つを導入しましょう。
それぞれのプラグインを簡単な説明ですが、「Password Protected」はWordPress全体にパスワードをかけるために使うプラグインです。
オンライン講座を有料で開設する場合は、会員以外の方にコンテンツが見れないようにパスワード保護する必要がありますので、上記のプラグインを導入して保護しましょう。
続いて、「Intuitive Custom Post Order」ですが、通常の記事投稿の並び順は公開日ごとになっていますが、投稿記事一覧から記事をドラッグアンドドロップするだけで、並び順を変更する事が出来るプラグインです。
記事の修正をかけた場合に、公開順が変わって、オンライン講座の順番が変わらないように、プラグイン管理しておくと便利です。
プラグインの追加方法は、
左側の「プラグイン」の中の「新規追加」を選択すると、右側に②「プラグインの検索」というところが出てきますので、ここにプラグイン名を入力しましょう。
プラグインを追加すると「有効化」するのも合わせて忘れないようにして下さい。
オンライン講座のプラットフォームに向いているその他のツールは?
オンライン講座の作り方として、WordPress(ワードプレス)のような会員サイトとなる作成ツールと、ZOOMのような動画配信が可能なオンラインシステムがあれば、オンライン講座をすぐにでも始める事が可能です。
とは言え、オンライン講座を作るのに、知識がなければゼロから仕組みを構築していかなければならないため、パソコン操作が苦手・・・という方には不向きです。
そんな方に、オンライン講座に特化したプラットフォームをオススメしたいのですが、
- Teachable(ティーチャブル)
- thinkific (シンキフィック)
であれば、無料版から始める事も可能なため、場合によっては導入を検討するのも良いかと思います。
Teachable(ティーチャブル)
オンラインスクールのプラットフォームとして利用が可能な「Teachable(ティーチャブル)」ですが、英語表記で日本語サポートがないのが辛いところですが、日本語でオンライン講座を作る事はできます。
デバイスも、パソコン、タブレット、スマホでとそれぞれに対応しており、講座形式も動画、PDF、オーディオ、テキストと幅広く対応しています。
無料プランでも、講座の公開から会員の管理まで幅広い機能を使う事ができますが、講座を販売した際にかかる手数料が10%+1ドルと高いのが難点です。
また、デザインも選択肢が少なく、また古臭いといった点でもウケが悪いのもTeachable(ティーチャブル)のデメリットと言っても良いかもしれません。
thinkific (シンキフィック)
thinkific (シンキフィック)もTeachable(ティーチャブル)と同じく、無料ではじめられるオンラインスクールのプラットフォームです。
動画をはじめ、テキスト、音声のほか、クイズ、小テストなど機能も様々ついており、デザイン面も豊富という事で人気があります。
ただし、無料プランの場合は、
- Stripe決済という決済機能しか使えず、手数料が10%と高い。
- 独自ドメインでの運用が出来ない。
- 複数の先生と一緒に運営が出来ない。
といったデメリットがありますので、有料プランで使われるのが現実的かもしれません。
WordPress(ワードプレス)だと、プラグインやテーマを変えるだけで、様々な機能やデザインを入れることが出来、カスタマイズ性が高いですが、Teachable(ティーチャブル)やthinkific (シンキフィック)といったプラットフォームは、無料版でもそこそこの機能はあります。
決済手数料を気にしないのであれば、いちいちカスタマイズする手間を考えれば、検討の余地はあるかもしれませんね。
オンライン講座を開業するメリットとデメリット
ここまで、オンライン講座を作る方法や具体的な手順を詳しくまとめてきましたが、最後にオンライン講座を作るメリットとデメリットをそれぞれまとめました。
あなたのビジネスモデルにオンライン講座は当てはまるのか?最終チェックの意味合いも兼ねて、是非とも読み進めて頂ければ幸いです。
オンライン講座を開業するメリット
まず、オンライン講座を開くメリットは、
- 運営コストが低く抑えられる。
- 全国に生徒を抱える事ができ、遠隔授業も可能になる。
- 何度も繰り返しコンテンツを見る事で、復習が可能になる。
- 感染リスクがなく、自宅から学習する事が出来る。
が挙げられますが、教室をもたずにオンラインであなたの得意や趣味を活かした教室を作る事が出来るので、大変便利でしょう。
オンライン講座を開業するデメリット
一方で、オンライン講座を開くデメリットは、
- 直接、講師や学ぶ仲間と会えないので交流出来ない。
- 在宅で講座を受ける環境(子供や家族がいるなど)に影響されやすい。
- 通信状況が悪くなると、授業を受けられない。
- オンライン講座で双方向コミュニケーションを取るには工夫が必要。
などが挙げられますが、特にオンライン講座の場合は受講者の反応を見ながら進めたい場合に、相手の反応をボディランゲージなどを使っていただきながら確認を取らなければ、受講者の理解度を測る事が出来ません。
ZOOMには、拍手や挙手などのボタンも設置されていますが、サムズアップやあいづちを入れるように講座の始まる前にお願いする方が良いでしょう。
以上、今回はオンライン講座を開くのに何をすれば良いのか?何を用意すれば良いのか?に始まり、オンライン講座に使えるプラットフォームの紹介、オンライン講座のメリットとデメリットを挙げてきました。
2021年は、さらにDX(デジタルトランスフォーメーション)やリモートワークなど、オンライン化へのシフトは企業でより推進されていく事でしょう。
そんな中で、個人であってもオンライン化へいち早くシフトし、オンラインで収益を上げ続けられる仕組みを築いておく事は、向こう5年、10年の収益に関わってくる事でしょう。
あなたの得意や趣味を活かし、全国のお客様に喜ばれるコンテンツをオンラインで届け、ビジネスを加速する。
そんなオンライン講座が作るために、当サイトの情報が少しでもお役に立てれば幸いです。