潜在意識が活用出来ず、うまくいかない時どうすれば良いの?
潜在意識や引き寄せの法則を使って成功したいけど、うまくいかない時はどうれば良いの?
物事のすべてには原因と結果がありますので、なぜうまくいかないのか?が分かれば潜在意識を活用する方法が分かってきます。
この記事では、潜在意識や引き寄せの法則がうまくいかない時の原因に対して、何が出来るか?をまとめていきます。
もくじ
潜在意識や引き寄せの法則では物事うまくいかない?
まずはじめに、お断りではないですが、潜在意識や引き寄せの法則と呼ばれる法則も万能なものではありませんし、誰しも当てはまるものではありません。
誰しもが潜在意識を引き出せたり、引き寄せの法則が働くとすれば、世の中に億万長者と呼ばれる人はあちらこちらに存在するはずです。
しかし、現実世界で億万長者と呼ばれる人は、日本で見た場合は純資産が1億円以上保有している世帯は40人のうち1人の割合、全人口の2.5%にあたるほどしかいません。
潜在意識で現状のままでいる事を望んでいる
いわゆる億万長者の方たちは、人生を変えると決めた時点から行動が変わるのですが、多くの人は現状のままでいる事を望み、むしろうまくいかないで良いとすら思っている可能性があります。
理由としては、
- 「変化を伴う事は、リスクがある」
- 「今の生活に満足している」
- 「失敗した時に傷つかなくて良いから」
などが挙げられます。
①変化を伴う事は、リスクがある事を潜在意識は知っている
それぞれの理由について、詳しくお話すると、
変化を伴う事をするのは、そもそもリスクであるという事は、「人間の生存本能に依存」しているからです。
もう少しわかり易い解説を加えるとすれば、人間は進化の過程で、様々な環境を経て今に至っているのですが、今でこそ脳が発達し、様々な事を考える智慧がついていますが、我々の遠いご先祖様はアメーバのような生命体でした。
アメーバの時には、高知能な脳を持ってはいませんので、何か物事を判断するのに複数の選択肢を考えるという事ができず、いわゆる二択の選択肢だったそうです。
つまり、「より危険が伴わない方へ回避する」という生き残るために取る行動しか取らないという事で、過去に安全だった行動と同じ行動を取り続けるようになるのです。
この事から、多くの人間には変化を伴うリスクは、生存にも関わる可能性がありますので、むしろ安全第一の行動を取るために、変化しないという選択肢を取るわけです。
潜在意識は、祖先がずっと残してくれた経験の積み重ねのようなものですから、上手くいかないで良いという選択を取り続けるのは、当たり前の反応だという事が言えます。
②今の生活に満足していると潜在意識は知っている
2つ目ですが、今の生活に満足している大きな理由は、「目的そのものが生活のため」だからです。
例えば、プロスポーツ選手は、契約金や年俸にこだわるのは当然だと思いますが、その理由が「生活をするため」だと言えるでしょうか?
答えは、ノーだと思います。
たしかに、生活水準を上げるのに、より多くのお金を稼ぐというのは、ステータスとして必要かもしれませんが、プロスポーツ選手が結果を残そうと、トレーニングに励み、試合に臨むか?といえば、もっと大きな目的を持っているはずです。
それぞれの選手で目的も違うかもしれませんが、
- スポーツを通して、感動を届けるため。
- より良い生活を子どもたちに見せて、憧れの大人として存在感を見せつけるため。
- 子どもの頃から夢だった目標を叶えるため
様々ありますが、どれも決して「生活のために」という理由が一番にくる人はいないのでは無いでしょうか。
③失敗した時に傷つかなくて良い事を潜在意識は知っている
3つ目ですが、潜在意識は失敗を繰り返し、そのままにしておくと「失敗した時の方が良い結果になる」という事を知っているのかもしれません。
例えば、昔から勉強が出来なかった事で、先生にかまってもらう時間が勉強が出来た子よりも多かったという場合、出来るより出来ない人の方がかまってもらえるのでは無いか?
と甘やかされた事で、潜在意識に刷り込まれていくため、失敗しても迷惑をかけないしいいか・・となってしまいかねないのです。
うまくいかない時が続く場合に、潜在意識とどう向き合う?
このように、自分が思う結果が出ない、うまくいかない状態が続く時は、潜在意識が影響している可能性が大きく、潜在意識に
「うまくいかない事がうまくいっていると思うのは勘違いである」
という事を、きちんと分からせていかないと、今後も同じように、何をやってもうまくいかないという事になりかねません。
せっかく、自分が叶えたい夢や目標があるのに、潜在意識を活かせず結果を出せないという事になると、本末転倒ですよね?
そこで、うまくいかない事が続く場合に、潜在意識とどう向き合えば良いのか?について「701式潜在意識の引き出し方」をご紹介します。
701式潜在意識の引き出し方
したらば掲示板の「潜在意識ちゃんねる」という中で、701さんという方が開発した、潜在意識を活用する方法「なる」という方法です。
流れとしては、
- なりたい「私」を決めます。いくつでもOKです。
- 決めた瞬間から、なりたい「私」になりました。
- なりたい「私」になったので目の前に広がるもの全てが「なった世界」になりました。
- 普通に生活します。「叶った私」が「叶った世界」で生きているので不都合はありません。
3つ目の「なった世界」は、風景、モノ、思考、感情、食べ物、相手、何もかも全てが叶った自分になるからこそ現実になるのです。
701式は、NLP(神経言語プログラミング)のスキルを応用すると「サブモダリティー」と呼ばれるアイデアで、強化する事が出来ます。
サブモダリティとは、五感を通して知覚した情報にある細かい構成要素の事です。
五感なので、視覚、聴覚、体感覚、臭覚、味覚から入る情報を、さらに細かい要素を観察していく事で、強度を高めたり、弱めたりする事が出来ます。
例えば、
視覚の場合は、
- 見える位置と距離が近いか、遠いか
- 大きい、小さい
- 鮮明度の違い
- カラーなのか、モノクロなのか
- 動画なのか、静止画なのか
聴覚の場合は、
- 聞こえる位置は右、左、上、下
- 音声の大きさ
- 音声の高低
- 音源の位置と距離
- 音のスピード
体感覚の場合は、
- 温かいか冷たいか
- 強いか弱いか
- 重いか軽いか
- 硬いか柔らかいか
によって、情報の強度が変わってきますので、サブモダリティを使って、イメージの強化を図ることが出来るのです。
701式で、風景、食べ物、人物といった視覚で見える情報については、より鮮明にするのであれば、カラーに、よりリアリティを与えるのであれば動画にすると、鮮明度が上がります。
また、人が話している声がどちらから聞こえてくるか?相手との立ち位置を意識するという事で、イメージはさらに強化されていきます。
そして、感情という面ではドキドキ、ワクワクといった擬音語にあえて、温かさや冷たさを乗せてみるとか、硬さ、重さなども加えていくと感情面もイメージで大きくなっていきます。
潜在意識でイメージングし、将来なりたい自分が現実世界に起きているかのように振る舞う事はとても良い方法ではありますが、より鮮明に強くイメージを持つ方が、潜在意識に入り込みやすいです。
そのためのアイデアとして、701式に限らず潜在意識の書き換えの際には「サブモダリティー」を使って、イメージの強化に努めましょう。
潜在意識が活用出来ず、うまくいかない時どうすれば良いの?まとめ
潜在意識が活用できず、何をやっても上手くいかない原因は、
- 「変化を伴う事は、リスクがある」
- 「今の生活に満足している」
- 「失敗した時に傷つかなくて良いから」
などが理由です。
潜在意識はネガティブになっても、それが当たり前のように受け止め、うまくいかない事も本人のためになっていると思い込むようになっています。
この原因が分かった上で、潜在意識と上手く向かい、潜在意識をより良い方向へ活用するために、今回は「イメージを強化する」方法として、サブモダリティーというアイデアを紹介しました。
潜在意識の書き換えは、アファメーションなどの自己暗示はじめ、様々な方法がありますが、その中の一つとして有効なイメージの強化は良い方法です。
しかし、イメージを強く持ち、現実世界との境界線が無いくらい潜在意識へ落とし込みするようにした方が、引き寄せの法則も働きやすくなりますので、是非ともサブモダリティーも合わせて活用いただければと思います。