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渡辺和子さんの名言や格言 名書「置かれた場所で咲きなさい」はじめ感銘を受けた言葉まとめ

渡辺和子さんの名言や言葉は多くの方の人生に影響を与えています。

人気のベストセラー著書「置かれた場所で咲きなさい」をはじめ、渡辺和子さんが残した力強い名言をいくつかご紹介し、渡辺和子さんの生涯の功績に触れていきます。

 

渡辺和子さんの人生

渡辺和子

渡辺和子さんは、学校法人ノートルダム清心学園の理事長を務められた、キリスト教カトリック修道女です。

18歳でキリスト教カトリックの洗礼を受け、29歳でナミュールノートルダム修道女会へ入会、36歳という若さでノートルダム聖心女子大学の学長へ就任します。

その後、59歳でノートルダム聖心女子大学の名誉学長、ノートルダム清心学園の理事長へ就任、日本カトリック学校連合会理事長にも就任、2016年89歳で亡くなるまで、多くの方に影響を与えてきた偉人のお一人です。

死因は、膵臓がんだったようです。

2012年には200万部を超えるベストセラー著書となる「置かれた場所で咲きなさい」を発売し、金スマでも大反響を呼びました。

その他渡辺和子さんの名言を日めくりカレンダーにしたタイプなど、今でも多くの方に愛されています。

 

渡辺和子さんの名言が多い著書 置かれた場所で咲きなさい

置かれた場所で咲きなさい

渡辺和子さんの「置かれた場所で咲きなさい」ですが、200万部を超えるベストセラーになりましたが、これだけ人気になったのには渡辺和子さんの生涯に共感する事が多かったからに他なりません。

人はどんな場所でも幸せを見つけることが出来る。

この想いが、置かれた場所=自分の居る場所で、咲きなさい=幸せになる。

という事を比喩しています。

置かれた場所で咲きなさいの構成

渡辺和子さんは、幼い頃に2・26事件で父親を目の前で殺され、母親とは精神的な軋轢を抱え、ノートルダム清心女子大学の学長となってから鬱(うつ)を発症し、壮絶な人生を送られています。

「置かれた場所で咲きなさい」は4部構成で生きるヒントを散りばめてくれています。

  • 第一章 自分自身に語りかける
  • 第二章:明日に向って生きる
  • 第三章:美しく老いる
  • 第四章:愛するという事る

どんな出来事があっても、今自分のいる環境で出来る事に打ち込むための何が出来るか??を渡辺和子さんからヒントを見つけましょう。

 

渡辺和子さんの名言や言葉の数々

渡辺和子さんの勇気をもらる名言や言葉をいくつかピックアップしたいと思います。

渡辺和子さんの勇気や自由に繋がる名言

渡辺和子 名言 自由

「いのちは大切だ。と、言われるより、あなたが大切だ。と、 言われた方が生きてゆける。」

友達や恋人にかけてあげたい言葉ですね、命も大切ですが目の前の人を大切にしようという気持ちが見て取れます。

「何もかもぶちまけるのが親しさではありません。親しさというのは開示性の度合いではなく、相手の独自性を尊重する度合いです。お互いが一個の人格であるということを認め合う。そこには淋しさ、孤独があります。しかし、その孤独を澱(おり)まで味わって飲み干すことが私たちの成長のために必要です。」

お互いのことを尊重し、尊敬し合う、人間に上も下もない事を教えてくれる名言です。

「相手に気に入られるため、嫌われないために、あなたが自分をなくしてまで相手の言いなりになったり、無理をしたりすることはないのです。」

自分らしくあるためにどうすれば良いのか?必要以上に自分の意見を言わずにいる事は相手のためにも、自分のためにもなりません。

「「自分と仲良く生きる」といい。 好きな自分と四六時中一緒にいる人は、自然と笑顔が多くなり、 言葉から刺がなくなり、相手の言葉をふんわりと 受け止めることができるようになるから不思議です。」

笑顔は、人を癒やしてくれます。周りの人を幸せにする笑顔を沢山振る舞いましょう。

「養護老人ホームにボランティアに行っていた学生たちの報告を聞きながら、気になる言葉があるのに気づきました。「本を読んであげました」「肩を叩いてあげました」と言うのです。ボランティアというものは、本来「させていただく」ものだと私は思っています。」

人にあげてばかりでは、自分の心をどんどんなくしますので、「あげるのではなくいただく」ようにしましょう。

「人間は弱いものです。口ではきれいなことを言っても、なかなか体がついていかないことがあります。自分の敵を頭では許しても、体がいうことを聞かないということもあります。そんなときは、相手を愛せなくても、せめて相手の不幸を願わないことです。」

人間誰しも完璧な人はいませんし、喜怒哀楽と感情を持っている生き物ですから、許せない事もあるかもしれませんが、そんな時でも相手の不幸を願うような事はしないようにしましょう。

「の」の字で相手を受け入れる。

言葉の最後に「の」を付けてあげましょう。相手の気持をそのまま受け止めてあげる「ミラーリング」の技法に似ていますね。

例えば、「あー疲れた」と言っている相手に対して「ああそう、疲れたの」と返し相手の心をそのまま受け入れてあげるようにするだけで十分です。

時間の使い方は命の使い方。

一生は限られた時間しかありません。人生80年と考えた場合の時間は「8,760時間」しかありませんので、有効に使いましょう。

求めるよりも与えるのが本当の愛。

1つ損をしても、2つ損をするくらいの気持ちを持ちましょう。

挨拶して返ってこなくても、もう一つ相手に与えるくらいの心の広さで十分という事です。

人生の穴の真意。

大きな悲しみやどれだけどん底に落ちても、その時に穴が空くからこそ見えるものがあります。

ほほえみで幸せに。

笑顔の力は素晴らしいです。

笑いや感謝の力をまとめました。
 → そわかの法則の意味とは?スピーチにも使える小林正観さんの有名な法則

年をとらないための「3つの化粧品」。

人から若く見られる3つのコツ(化粧品)は、

  • いつもにっこり笑うこと。
  • 人の身になって思うこと。
  • 自分の顔を恥じないこと。

です。

エレベーターの「閉」のボタンを押さない。

エレベーターの閉めるのボタンを押すのはせっかちな人がやる行為です。

せいぜい4秒程度の事だから、締まるまで待つ心のゆとりを持ちましょう。

面倒だと思ったら、脱いだ履物を揃える。

自分の怠け心と戦う事、面倒だと思うことに立ち向かう事こそ大事です。

当たり前がありがたい。

今目の前にある当たり前って、当たり前過ぎて気付きませんが、当たり前に平和な日常がどれだけ愛おしいかに気付きましょう。

渡辺和子さんの愛が溢れる名言

渡辺和子 言葉 愛

愛は信じ合っている時、美しい。

お互いのことを信じられなくなった時のいがみ合いほど醜い姿はありませんね。

辛い日々も、笑える日につながっている。

お互い永遠に笑い続けることは出来ません、辛い日々を乗り越える事も時には重要です。

愛にも成長がないといけない。それは、一体化を願い、相手の心の中、相手の世界を知り尽くしたい、という愛から、徐々に脱皮してゆくことである。

相手を束縛する事なく、相手の事を少しずつ知っていく過程でお互いの良い距離感を探す事に繋がるでしょう。

苦しい峠でも必ず、下り坂になる。

いつまでもしんどい事が続くわけでなく、楽になる時が来ます。

しかし女性を美しく、好もしくするものは、昔も今も変わることなく、温かいほほえみ、美しいことば、さり気ない心配り、礼儀正しさ、そして恥じらいを知る慎みと覚えておきたいものである。

美しい女性は見た目だけでなく、心配りや礼儀正しいところなど、さりげない態度にも現れます。

何かをなさっている時にフッと思い出して、「ああそうだ、これをあの人のためにしよう」と思ってください。誰かのために何かができる。

人は誰かの役に立てます、役に立たない人間はいません、自分が出来ることを自分が出来る範囲から始めていきましょう。

私たちの毎日毎日は、後戻りすることができない、やり直しのきかない人生だという感覚で生きることが大事なのです。

人生は有限です、人生やり直しがきかないので、今の一瞬を大切にいきましょう。

目に見えないたいせつなものがこの世の中にある。愛と呼ばれるものは、目に見えなくても伝わります。

相手への想いは、何も形にしなくても伝わるものは伝わります、しかし形にしてあげるとなお伝わる事もあるかもしれません。

プレゼントも良いですが、「ありがとう」という言葉をあげるのも良いかもしれませんね。

大切なものは目に見えない。肝心なことは心の目で見なくちゃ見えないんだ。

目に見えない事こそ、実は大切な真理が詰まっているのかもしれません。

愛するということは生半可なことではなく、愛し続けるということなのです。

一瞬愛する事は簡単かもしれませんが、愛し続ける事は簡単ではなく、障害も多いものです。

「しかたなしに」愛することほど、愛に対する侮辱はありません。

中途半端に愛する事は相手に失礼なだけでなく、自分自身も迷いしか生みません。

 

渡辺和子さんの名言や言葉 まとめ

渡辺和子 名言

渡辺和子さんの名言や言葉には、とても勇気づけられ、そして愛や自由を手にすることが出来るヒントが様々あります。

しかし、せっかくの言葉も自分自身でどのように解釈するか?が重要です。

その場で「良いことを聞いた」と感動する事も大事ですが、そこから一歩自分が前を踏み出す事が出来るか?

最後に、渡辺和子さんの言葉の中で好きな言葉を贈り、終わります。

「今」という瞬間を意識して生きたいと思う。

「今の心」と書いて「念」という字になると気付いた時、「念ずれば花開く」という言葉の意味が分かるように想ったものです。

今、この瞬間を大切に、今ここの連続がいつか花開く事になるので、その日を楽しみに日々コツコツと積み上げていきましょう。

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