【保存版】集客のアイデア19選 集客やイベントの考え方、飲食店や居酒屋、住宅リフォーム展示会が活用できるツールなどまとめました
飲食店、居酒屋、美容室、整骨院、アパレル、住宅メーカーやリフォーム業者、ホテルやパチンコといった幅広い業種で使える集客のアイデアをまとめました。
集客を考えるのに大事なのは集客方法やアイデアの選択肢を知った上で、どれを取り入れるのか?戦略と戦術の組み立てが重要です。
ネット集客で累計売上2億円以上、複数店舗のコンサルティングも行う筆者なりの考え方も交えて、集客のアイデアやイベントの考え方をまとめていきます。
もくじ
集客やイベントの基本的な考え方
最初に結論から言いますと、集客は店舗や企業において、もっとも大切だと思われがちな要素ですが、半分正しく、半分は間違っています。
これから述べていく、集客やイベントを開く基本的な考え方が間違っていると、何が正しく、何をすれば間違いになるのか?が分からなく、集客の本質を見失う事になりかねません。
世の中には、たくさんの集客ツールや集客方法があり、今ではDX(デジタルトランスフォーメーション)化というところも取り上げられてきており、集客もデジタル化と思われがちです。
集客の本質とは
「集客」という漢字から、「客を集める」事が集客と思われている方も多いのですが、集客の本質を考えると、単純にお客様を集めるだけになると、いつまでも集客し続けなければなりません。
また、集客に広告媒体を使っている場合は、ひたすら広告費にお金をつぎ込んでいく事になりますので、収益を伸ばしにくい体質になります。
さらに、集客であなたが望むお客様=見込み客、リピーターとなって頂かない限り、集客の本質を捉えていません。
集客は、
- 顧客を集める。(見込み客)
- リピーターを増やす。
- ブランディング化していく
この3ステップを全て含めてこそ「集客の本質」を理解していると言えます。
よって、お客様が気に入って、自ら口コミや評判を拡めてくれる、集客しなくてもお客様がリピーターとして通い続けてくれる商品やサービスを提供する事が大事になります。
スティーブ・ジョブズは、
「どんなマーケティングでも、駄作をヒットさせることはできない。」
という言葉を残しているように、どれだけ優れたプロモーション、マーケティングを駆使しても、商品それ自体が売れないものを、ジョブスであってもヒットさせる事は出来ません。
まずは、集客の本質、商品やサービスを提供する前提となる考え方について、ここでポイントを抑えて下さい。
集客の3ステップ
先ほど触れた、集客の3ステップですが、
- 顧客を集める。(見込み客)
- リピーターを増やす。
- ブランディング化していく
と、最終的には自社の企業価値を高める「ブランディング」へと繋がっていきますので、逆を返せばブランディングをしっかりと行うマーケティングが疎かになると、集客の第一歩を踏み出せないという事です。
では、マーケティングとは何なのでしょうか?について、触れていきます。
集客とマーケティングの関係
マーケティングに関して検索してみると、
商品が大量かつ効率的に売れるように、市場調査・製造・輸送・保管・販売・宣伝などの全過程にわたって行う企業活動の総称。
上記の通り、Oxford Languagesでは定義しています。
文字情報だけだと分かりにくいため、筆者なりの定義を分かりすく言えば、
商品やサービスを欲しいと思う人(=見込み客)へ、欲しいと思うタイミングで
「お客様の悩みを解決し、願望を実現させるものを提供する」
という事だと思っています。
また、マーケティングの力によって、提供する商品やサービスを通して、お客様へ最大の価値を提供する事が出来ます。
ちなみに、今の時代は「マーケティング4.0」と呼ばれ、顧客に提供した価値だけでは足りず、そこに商品やサービスを提供する関わる人たちの「理念(ビジョンやミッション)」へ共感したり、自己実現を叶えていくところまで考える必要があります。
マーケティング4.0はじめ、マーケティングの成り立ちについては、マーケティング4.0自己実現をベースとした最新マーケティング思考の方で詳しくまとめていますので、参考にお読み下さい。
お客様の深いニーズ、悩みを知り、その悩みの解決に向けて、自分たちで提供できる商品やサービスと共に、あなた(会社)自身との繋がりまで、マーケティングでは見ていきます。
そのため、集客一つ考えるにしてもマーケティングという視点から出発し、
「どんな戦略を選択しようか?」
「戦略の中で、どの戦術が有効か?」
というところへと落とし込みをしていく事になります。
マーケティング戦略と戦術の違い
では、戦略と戦術について、それぞれの違いは何なのでしょうか?
戦略とは、広く戦いに勝つために兵力を総合的、効果的に運用する大局観、長期的な視点で策定するものに対し、戦術とは、局地戦ごとに勝つために兵士たちをどう動かすか?を実行していくものを言います。
戦略が、戦術を採用する際に「何のためにやるのか?」=目的を表す事になりますので、集客を考えた場合も「何のために集客をするのか?」を明確にしておく必要があります。
しかも、何のため?という問いに対して、利己的な視点ではなく、お客様の視点に立って考える必要があるので、裏を返すと
「集客し、(あなたの)商品やサービスを購入する事で、どんな価値(=ベネフィット)が得られるのか?」
という問いかけに変換する事が出来るのでは無いでしょうか。
これから、集客に関するアイデアやツールなどをまとめて紹介していきますが、
- 集客の本質
- そして何のために集客をするのか?
今一度明確にしてから、続きを読んで頂けると、集客に対するアプローチに変化が見られるでしょう。
集客のアイデア18選 メリットやデメリットは?
前置きが長くなりましたが、ここからは集客にまつわるアイデアと、それぞれの相手に対するメリットやデメリットなどを、筆者なりの視点でまとめていきます。
メリット | デメリット | おすすめの業種 | |
折込チラシ | 地域への発信力が強い | 掲載できる情報量に限りがある | 飲食店、自動車(自転車)販売店、衣料(アパレル)関連、携帯電話、不動産販売など |
ポスティング | 新聞購入しない層にも届けられる | 配布枚数に限界がある | ヨガ、ピアノなどの教室、リフォーム会社、ホームページ製作業者など |
DM(ダイレクトメール) | コストが安い | 中身が確認されず、破棄されやすい | 営業代行、セミナー、コンサルティング系の事業者、士業など |
セミナー開催 | 顧客の選別がしやすい | 会場費など経費が高い。 | コンテンツ販売、投資関係、WEBマーケティング関連など |
展示会の開催 | BtoBビジネスに強い | 会場費が高く、設営が大変 | 商社系、広告代理店、自動車販売店、小売業など |
テレアポ | 営業活動のコスパが良い。 | 電話説明だけで商品の魅力を伝えるのが大変 | メーカー、卸売り業者、OA機器関連、士業など |
口コミや紹介 | 信頼の高い顧客を獲得出来る | フェイクニュースには注意が必要 | 全業種 |
雑誌への広告掲載 | 業界ごとにターゲットを絞りやすい | 掲載費用が高額である。 | 美容室、飲食店、イベント系、車関連(販売やパーツの販売など)、アパレル関連など |
POPと看板の製作 | リーズナブルに効果が長く保つ | 情報量に限りがある | 店舗系ビジネス |
街頭での販促活動 | ターゲットのみに配布も可能 | 人件費が高騰しやすい | 店舗系ビジネス |
イベントの開催 | 感情の喚起がしやすい | 企画力がないと、費用倒れになる | 店舗系ビジネス |
プレスリリースを配信する | 無料でプレスリリース配信は可能 | マスメディアに取り上げてもらえる内容を作るハードルが高い | 全業種 |
ホームページ集客 | SEO対策がハマると集客を無料で可能 | Googleのアルゴリズムでアクセスが変動する可能性があり | 全業種(BtoBビジネス除く) |
SNSからの集客 | 無料で始められる。 | アカウント停止のリスクがあり | 店舗系や個人事業主向き |
WEB広告の活用 | 地域や嗜好の絞り込みが可能 | ある程度のWEB知識が必要 | 店舗系ビジネスや個人事業主向き |
Googleマイビジネスの活用 | 無料で始められる | 店舗以外の集客には不向き | 店舗系ビジネス(特に居酒屋、レストラン、整骨院、美容室、ネイル、マツエクサロンなど) |
出版物の製作 | 権威付けが可能 | 契約金など多額なケースもあり | ブランディングをしたい会社(個人事業主)など |
セリング方法のモデルチェンジ | 顧客単価が上がる | テクニックが必要 | 店舗系ビジネス、コンテンツ販売など |
ランチ会や交流会 | 人脈が出来る | 必要な人脈が必ずしも得られるわけではない | 営業関係、保険、士業、コンサルティング関連など |
集客のアイデアその1 折込チラシ
1つ目ですが、「折込チラシ」を作り、商圏範囲に配布をするという方法です。
特に店舗系のビジネスだと、WEBを使うよりも折込チラシのようなアナログ的な手法の方が向いている事があります。
家電量販店、飲食店、アパレル、自動車販売、住宅リフォーム、住宅販売など、多岐に渡って使える手法ですので、まずは折込チラシを試された事がない方は、試してみましょう。
ちなみに、折込チラシに限った事ではありませんが、すべての集客で「CTA(コールトゥアクション)」は必ず意識するようにしましょう。
CTAとは、簡単に言えばお客様が商品やサービスに興味を持った際に
「どこに連絡すれば良いか?」
を明確にしておく事です。
お問い合わせのフォーム、予約フォームなど、最終的にお客様が迷わずに商品やサービスと結びついて頂けるようになっているか、チラシの見直しも行いましょう。
折込チラシのメリットとデメリットですが、
<メリット>
- 地域への発信力が上がる。
- 新聞折り込みの審査は厳しく、信用力が担保される。
- チラシを保存して、持っておいてくれる可能性がある。
- 予算に応じた、配布エリアの調整(金額や部数)がしやすい。
<デメリット>
- WEB広告のような年齢層のセグメントは出来ない。
- 掲載できる情報量に限りがある。
- 大量の折込チラシに埋もれる可能性がある。
といったところでは無いでしょうか。
集客のアイデアその2 ポスティング
2つ目は「ポスティング」ですが、製作したチラシなどを配布する時間がない場合は、ポスティング会社に任せて、配布を代行するのも一つの方法です。
ポスティング会社の強みは「セグメント」といって、配布エリアなどに合わせてターゲット層を合わせる事も可能です。
エリア以外に、戸建て住宅なのか、マンションなのか、ファミリー層なのか、ターゲットを絞り込みした配布にはセグメント配布がおすすめです。
ポスティングのメリットとデメリットですが、
<メリット>
- ポストへ直接投函なので、破棄リスクが低い。
- 新聞を購入していない層(若年層)にも届きやすい。
- 配信エリアをセグメントしやすい。
<デメリット>
- 配布枚数の限界(スタッフによる手配りのため)
- 会員以外の不特定多数への配布なので、クレームの可能性がある。
といったものが挙げられます。
集客のアイデアその3 DM(ダイレクトメール)
3つ目は「DM(ダイレクトメール)」ですが、郵送でチラシなどを送付する事を言いますが、最近ではWEBメールでもDM配信をメルマガ登録者などに対してお送りするケースも含まれます。
また、あなたと過去に名刺交換をした方が、メーリングリストを作成し、DMを送信するというケースやFAXを使ったDMを送信する方法もあります。
ダイレクトメールの使用用途は幅広いですが、特に「期間限定」といったオファーが明確な場合には、開封率が上がりやすくなります。
DMのメリットとデメリットですが、
<メリット>
- コストが安い
- 製作時間が短いものが多い。
- メールやFAXであれば、原稿が出来れば即時に発行が可能である。
<デメリット>
- FAXやメールを使わない環境には、訴求出来ない。
- 迷惑メールやFAXとして、破棄されるリスクも高い。
- 手軽なだけに、中身も確認されにくいので、構成が重要。
- FAXDMはクレームになりやすい(業者のリストで配信するため)
- FAXDMはモノクロなので、表現に限界がある。
といったものが挙げられます。
集客のアイデアその4 セミナー開催
4つ目は「セミナー開催」ですが、最近は新型コロナウィルスの影響もあり、リモートワークの推進、オンライン化が進んでいる事もあり、オフラインでのセミナー開催以外に、オンラインセミナーを開催する事も増えています。
オンライン会議システムZOOMでは、ウェビナーと呼ばれるウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を組み合わせたシステムも導入され、大変便利になっています。
オフラインでのセミナーの例では、ネットワークビジネスのセミナーなどがイメージしやすい方もいらっしゃるかもしれません。
無料のセミナーで集客し、最後にオファーし、商品やサービスの購入に繋げるというのが一般的な流れです。
セミナーのメリットとデメリットですが、
<メリット>
- 顧客の選別がしやすい。
- 対面でオファーしやすく、セールス次第で成約率を飛躍的に上げられる。
<デメリット>
- 時間的な制約があるので、タイムマネジメントが重要。
- オフラインだと、会場の確保、費用が発生する。
- 当日参加者の都合によって、予想どおりの集客が出来ない可能性がある。
といったものが挙げられます。
集客のアイデアその5 展示会の実施
5つ目は「展示会を開催」ですが、大小合わせると、日本国内でも年間に約700本の展示会が開催されており、どの業界にも展示会は存在しますので、自社の業界に合わせて参加するのも一つの集客アイデアです。
最近では、バーチャル展示会(オンライン展示会、ウェブ展示会)といったものも開催されるようになっており、展示会bの出店方法も様々です。
展示会のメリットとデメリットですが、
<メリット>
- BtoBビジネスの商談に強い。
- 展示会に来場する方は、そもそも顧客に近い(見込み客である可能性が高い)。
- 見本市でもあり、商品やサービスに直接触れ、体験する事で、商品の価値を伝えやすい。
<デメリット>
- 会場の規模も大きくなりがち、設営などの費用が高くなる。
- 個人で展示会を行うのは、かなりハードルが高い
といったものが挙げられます。
集客のアイデアその6 テレアポ
6つ目は「テレアポ」ですが、テレフォンアポインターの略になりますが、主に通販や訪問販売などの電話を通した営業活動の事を言います。
テレアポでは、営業担当者とのアポ取りにとどまる場合もあれば、そのまま商品やサービスのオファーまで担うなど、幅広く対応が可能です。
テレアポのメリットとデメリットですが、
<メリット>
- 電話での営業のため、次々に営業活動を行える。
- 営業活動から、結果までの時間が早いので、コスパが良い。
<デメリット>
- 電話の営業担当者の個体差で結果に差が出る事がある。
- 電話で説明になるので、商品やサービスの価値が伝わりにくい。
- 商品やサービスの価値が伝わらず、逆にクレームになる可能性もある。
といったものが挙げられます。
集客のアイデアその7 口コミや紹介
7つ目は「口コミや紹介」ですが、お客様から紹介をいただける商品やサービスは、とても強いです。
お客様からしても、自分の信用にも繋がる話ですので、信用を損ねるような商品やサービスを、身近な友人や知人に知らせるという事はありませんので、口コミや紹介が発生しているのであれば、集客の入り口としては、十分な成果ではないでしょうか。
また、価格ドットコム、食べログ、ホットペッパー、ぐるなび、エキテンなどの口コミプラットフォームが様々登場して、不特定の方の口コミも参考にしやすい時代です。
その他、メリカリなどのアプリ関連でも口コミや実績はとても重要になってきていますし、出品者の信用にも繋がっていますので、無視する事は出来ないものです。
口コミや紹介のメリットとデメリットですが、
<メリット>
- 信用ある方からの紹介なので、リピーターになる可能性が高い。
- ポータルサイトも多く存在し、ホームページやSNSの露出頻度を高められる。
<デメリット>
- 口コミのポータルサイトは、修正できない事も多く悪評も拡散される。
- ステマ的な手法もあり、信憑性に欠ける口コミがある。
- フェイクニュースには注意する必要がある。
といったものが挙げられます。
集客のアイデアその8 雑誌への広告掲載
8つ目は、「雑誌への広告掲載」ですが、自社の業界専門誌に広告を掲載すると、全国規模で知名度を高める事が出来ます。
また、雑誌購入者は、業界の商品やサービスに興味がある属性にあたるので、商品やサービスの見込者に繋がる可能性が高いです。
雑誌への広告のメリットとデメリットですが、
<メリット>
- ターゲットを業界に絞りやすい。
- 雑誌を保管してくれると、長期に渡って宣伝効果が得られる可能性がある。
<デメリット>
- 雑誌への掲載費用が高い。
- 雑誌の広告に慣れた読者に刺さらないと、読み流される可能性もある。
といったものが挙げられます。
集客のアイデアその9 POPと看板の製作
9つ目は、「POPと看板の製作」ですが、店舗ビジネスの場合、ホームページでも外観や内装を載せて、どんなお店なのか?想像してもらう事が重要です。
そのために、POPや看板を製作し、お客様の目を惹くようにします。
POPや看板のメリットとデメリットですが、
<メリット>
- 一度作れば、ずっと使える。
- リーズナブルな宣伝効果が得られる。
- 視認性が高く、遠くからもお店の宣伝が出来る。
- お店の前を行き来する人がザイオンス効果で来店に繋がる可能性もある。
<デメリット>
- 情報量に限りがある。
- 景観との兼ね合いで、必ずしも思い通りの看板などを作れない可能性もある。(特に京都など)
といったものが挙げられます。
集客のアイデアその10 街頭での販促活動
10個目は、「街頭での販促活動」ですが、チラシ配布のほか、一昔前には消費者金融業界やカラオケ業界などはティッシュなどの販促物を駅前などで配布していました。
ノベルティグッズをプレゼントし、持ち帰ってもらう事で、家族や会社で認知させる事が狙いです。
街頭配布以外では、年末年始のカレンダー配布なども同じ効果を狙った認知活動だと言えます。
街頭での販促活動のメリットとデメリットですが、
<メリット>
- 自分たちがターゲットにしている人だけに配布する事も可能。
- 制服などで認知させると、ノベルティグッズを配布した人以外にも認知が可能。
<デメリット>
- 人件費が高騰しやすい。(自社の社員を投入する場合も、コスパが悪いです)
- 配布コストが合わない(人手に頼るので、配布数が限界あり)
- 道路許可申請を取らなければ、通報された時に対処出来ない場合もある。
といったものが挙げられます。
集客のアイデアその11 イベントの開催
11個目は、「イベントの開催」ですが、セミナーや交流会と親しいところがありますが、商品やサービスを訴求するイベントに特化するケースもあれば、ターゲットに合わせたイベント企画をするケースなど様々です。
一例を挙げると、住宅展示場で定期的に子供向けのヒーローショーのイベントが行われますが、住宅展示場は「住宅を購入してもらう」のが狙いです。
住宅をすでに購入している人はターゲットになりませんので、若い夫婦をターゲットにしたいとなった場合に、ヒーローショーで子供と一緒に来場させるのが狙いという事になります。
イベント開催のメリットとデメリットですが、
<メリット>
- イベントや祭りは、ワクワクといった感情を喚起しやすい。
- 組み合わせ次第で、爆発的な売上を上げる事も可能。
<デメリット>
- 企画力がないイベント会社に依頼すると、ターゲットとズレたイベントになる。
- イベント開催の費用が高い。
- 屋外の場合、雨など天候に左右されやすい。
といったものが挙げられます。
集客のアイデアその12 プレスリリースを配信する
12個目は、「プレスリリースを配信」ですが、プレスリリースとは、自社の商品やサービスに関する情報をマスメデイア向けに発信するものです。
プレスリリースでマスメデイアが取り上げると、認知が爆発的に高まりますので、集客にも繋がります。
自社でプレスリリースを配信する事が出来ない場合は、プレスリリースを代行する会社に任せる事で、複数のマスメデイアへ効果的なプッシュを行う事も出来ます。
プレスリリースのメリットとデメリットですが、
<メリット>
- プレスリリースは無料で配信が可能(代行会社に依頼すると手数料がかかります)
- 大手の情報サイトやニュースサイトに掲載されると、情報が拡散されやすい。
- 広告と違い、記事掲載になるので、記事を読む人にとって信憑性の高い情報と認識されやすい。
- マスメデイアに取り上げられるテレビ取材、新聞取材に繋がる事もある。
<デメリット>
- 情報が膨大なため、マスメデイアに必ずしも取り上げられるわけではない。
- プロモーションの意図で提出しても、マスメデイア取材の際に、内容が歪められる可能性がある。
といったものが挙げられます。
集客のアイデアその13 ホームページ集客
13個目は、「ホームページ集客」ですが、一般的なホームページ集客と言えばSEO対策が有名です。
SEO対策とは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)と呼ばれるもので、GoogleやYahooといった検索エンジンの上位にホームページやブログの記事を表示させ、大量のアクセスを獲得するものです。
SEO対策は、基本的には代行会社に依頼しなければ、無料で行える施策ですし、自社でホームページを定期的に更新したり、ブログ記事をアップする事で、見込み客が反応する事も十分にありえます。
ホームページ集客のメリットとデメリットですが、
<メリット>
- SEO対策でアクセスを集められるキーワードで上位表示すると、無料で大量の集客が可能。
- GoogleやYahooに顧客の悩みや不安がキーワード化して入力されるので、求める回答があれば商品やサービスの購入に繋がる。
<デメリット>
- SEO対策頼みになると、Googleのアップデートで順位変動があった際に、集客に大きな影響を与える。(Googleは定期的に順位を決めるアルゴリズムを変更します。)
- Googleのアルゴリズムの変更は、誰も読めないため、最適な対策は仮説を立てながら考える必要がある。(素人には難しい可能性が高いです。)
といったものが挙げられます。
集客アイデアその14 SNSからの集客
14個目は、「SNSからの集客」ですが、SNSと一言で言っても、
- LINE(公式アカウント含む)
- You Tube
- Tik Tok
- Tumblr
など様々なツールが存在しますが、どれも共通して言えるのが「基本は無料で使える」という事です。
それぞれのSNSのメリット、デメリットや使い方はありますが、長くなりますので、また別の記事で触れますが、無料で集客できるツールとして、SNSは今や欠かせないものになっています。
SNS集客のメリットとデメリットですが、
<メリット>
- 原則無料で利用が可能
- SNSでは興味、嗜好で似たユーザーが繋がりやすいので、共有、拡散で認知が拡がりやすい。
<デメリット>
- 認知から集客までの効果が出るまで時間がかかる事が多い。
- 無料であるため、規約に違反するとアカウント停止などの処置が取られる。
といったものが挙げられます。
集客アイデアその15 WEB広告の活用
15個目は、「WEB広告の活用」ですが、GoogleやYahooなどの検索広告から、Facebook、Instagram、You Tube、TwitterのSNS広告、アプリへの配信が可能なディスプレイ広告まで幅広い配信方法があります。
(それぞれのWEB広告の使い方やメリット、デメリットは、また別の記事でまとめさせて頂きます。)
WEB広告のメリットとデメリットですが、
<メリット>
- ターゲティングで費用対効果の高い配信が可能。
- 地域セグメント、趣味、嗜好、興味などに絞り込んだ配信が可能。
- 類似ターゲティング、AIによる広告の絞り込みが可能。
<デメリット>
- AIに学習させ最適化するまで、広告クリエイティブ(画像、テキスト)を修正し続ける必要がある。
- WEB知識にある程度精通していなければ、広告運用を素人が行うのは難しい。
といったものが挙げられます。
集客アイデアその16 Googleマイビジネスの活用
16個目は、「Googleマイビジネスの活用」ですが、前述のSEO対策とも関連しますが、最近ではGoogleの検索上位にGoogle Mapsを表示し、検索の最適化するケースが増えてきています。
これをMEO対策(Map Engine Optimization)と呼んだりしますが、MEOもSEOと同じく無料で対策する事が出来ます。
また、SEOよりも上位にマップの表示がされるため、特に店舗集客を強化したい業種の方は、SEO対策よりもMEO対策を本気で取り掛かる方が良いと、筆者は断言します。
(MEO対策についても、詳しい記事は別の機会に書かせて頂きます。)
MEO対策のメリットとデメリットですが、
<メリット>
- SEO対策同様、無料で大量のアクセスを集める事が出来る。
- SEOよりも上位にマップ表示され、またそのままマップでの誘導まで行われるので、来店の誘導がしやすい。
- 口コミ、投稿、写真(動画)やホームページへ飛ばすなど、無料とは思えない機能が揃っている。
<デメリット>
- 口コミにネガティブなものが含まれる事もある。
- 基本的には店舗がある集客に向いているので、店舗集客以外には向かない可能性がある。
といったものが挙げられます。
集客アイデアその17 出版物の製作
17個目は、「出版物の製作」ですが、最近は本を出版する以外にも、電子書籍の出版も流行しています。
電子書籍を出版し、無料配布し、集客へと繋げる手法なども人気です。
出版物のメリットとデメリットですが、
<メリット>
- 権威付けがしやすい(書籍出版者として認知される)
- 印税収入が入る。
- 電子書籍だと在庫を抱える必要がない。
<デメリット>
- 自費出版の場合に、契約金など多額になるケースがある。
といったものが挙げられます。
集客のアイデアその17 セリングの方法をモデルチェンジ
17個目は、「セリングの方法をモデルチェンジ」ですが、セールスの考え方として、
- アップセル
- ダウンセル
- クロスセル
という考え方があります。
アップセルとは「より高額なプランなどへ移行してもらう事」で、逆にダウンセルは「当初より低いグレードのプランを提案する事」です。
また、クロスセルは「関連した商品も付随して販売する事」で、いわゆる抱き合わせ販売と言えば、想像しやすいかも知れません。
セリングモデルのチェンジのメリットとデメリットですが、
<メリット>
- 顧客単価を上げることに繋がる。
<デメリット>
- セールスのテクニックがなければ、売り込みと思われると離反に繋がる。
といったものが挙げられます。
集客アイデアその19 ランチ会や交流会
18個目は、「ランチ会や交流会」ですが、イベントと同じくイメージですが、交流会などになると人脈の発掘という点で、目的が明確であると良い結果を得られやすいです。
同じようなイメージだと、商工会議所、青年会議所、倫理法人会など、目的を持った団体に入会する事で、同じ理念や志を持った人たちと活動を共にしたり、交流を深めることも可能ですのでの、地域に根ざしたビジネスをされている方は、入会を検討するのもオススメです。
ランチ会や交流会のメリットとデメリットですが、
<メリット>
- コスパ良く、人脈を築く事が出来る。
- 通い続ける事で、信頼関係を構築しやすい。
<デメリット>
- ネットワークビジネスや宗教の勧誘も多く、必ずしも良い人脈を得られるとは限らない。
- リアルな交流が多いため、タイムマネジメントが難しい可能性もある。
といったものが挙げられます。
集客のアイデア19選とイベントの考え方!まとめ
いかがでしたでしょうか?集客のアイデアやツールは、今の時代は様々なものが溢れており、大変便利な時代です。
しかし、どのアイデアやツールが、あなたに当てはまるのか?を明確にしていなければ、無駄なことにっ時間を費やされることになりかねません。
あなたの時間が無限に存在するわけでなく、有限の時間の中で、あなたが注力すべき時間の使い方を考えなければなりません。
有効な時間を考える際には、冒頭でも述べた通り、
「マーケティング戦略をしっかりと立てる事」
が重要では無いでしょうか。
「あなた自身が、なぜ集客をしなければならないのか?」
また客観的な視点から考えた場合に、
「あなたが集客をしたお客様に対して、どんなベネフィット(価値)を提供出来るのか?」
を明確にしておく事で、あなたに合う集客方法がおのずと見えてくるはずです。
集客を考えるのに、終わりはありません。
新規の集客に限らず、リピーターに続けていただくための興味付け、他社に離れた顧客を再度リピーターにするなど、様々な集客を考える必要があります。
今回の記事を通して、あなたの集客に対する考え方のヒントになったり、また集客のアイデアが拡がる事を願っております。