潜在意識の書き換えで好転反応が?嫌なことや不安など身体的な症状は引き寄せが叶う前兆なの?
「潜在意識」は、変化を嫌い、現状維持を好むため、不安や恐怖といった感情を使って、変化をさせずに現実世界へ引き戻そうとします。
しかし、一方で、潜在意識の書き換えが進んでいくと、潜在意識は変化する事に協力的になり、進化の手助けをしてくれますが、ポジティブな思考から現実が変わるまで時間差があります。
そのため、潜在意識の書き換えの途中でいわゆる「好転反応」が起き、感情や身体的な諸症状が出る事もありますが、それぞれの身体的な症状は特に気にしなくて良いのでしょうか?
この記事では、潜在意識の書き換えの過程で起きる好転反応に対して、どう接していけば良いのか?を一覧にまとめましたので、参考にして下さい。
もくじ
潜在意識の書き換え過程の好転反応は願いが叶う前兆?
「潜在意識」の書き換えは、一般的には
- 叶えたい願望がある時
- 目標設定を行い、達成したい時
に行いますが、変わりたくない潜在意識は抵抗を示し、感情や身体的な症状が出てくるので、多くの方が「これはやってはいけないというサインなのかも・・」と思われているかもしれません。
一方で、これらのサインを「好転反応」と捉えた場合は、
「これから良い事が起きるかも?」
とポジティブな捉え方をする事も出来ます。
あなたも経験があるかもしれませんが、良いことが起きる前は、何かと嫌な事だったり、悪いことがあったりしないでしょうか?
例えば、私の株の取引に関しての体験談です。
株で思った方向へと動かない時に
「しばらく我慢しよう・・」
と決めて不安な気持ちと戦っていると、しばらくすると反転して自分の考えていた方向へ進み出しました。
もちろん、逆に思った方向に進まず大損する事もありますので、必ずしも好転反応が起きるわけではありませんが、大事な事は
「自分が信じた信念に基づく行動をする」
事です。
潜在意識の前に、そもそも周囲から反対されたり、無理だと言われて諦める程度の事であれば、潜在意識も力を貸さないでしょうし、中途半端にやる方が逆に失敗するだけです。
叶えたい願望や目標達成は、奇跡を起こさなければ叶う事がないような事も多いはずです。
「奇跡は、神様が起こすわけでなく、自ら起こすもの」
このように考えれば、感情や身体的な症状の捉え方が変わりますし、好転反応をポジティブに捉えるなら、好転反応を願いが叶う前兆と捉える事も出来るでしょう。
潜在意識の好転反応が願いを叶える前兆として表れる3つのケース
では、実際どのような前兆が表れるのか?を具体的な事例を紹介していきましょう。
ケースその1 予感が当たりだす
潜在意識で願いが叶いだす前兆として多いのが「予感が当たりだす」です。
良い予感もあれば、悪い予感もありますが、根拠のない自信が出てきたり、災害予知をしたりする事もありますが、潜在意識からの好転反応の一つと言われています。
ケースその2 人間関係が変わったり、連絡が増える
普段掛かってくる事のない友人や知人から連絡がきたり、新しい人間関係を紹介され、チャンスを得たりする事も潜在意識の好転反応に見られます。
ただし、良い出会いもあれば、悪い出会いもあるので潜在意識の前に、自分がどんな思考や行動で引き寄せているかは注意深く見ておきたいところです。
ケースその3 ポジティブな気持ちで取り組める
以前よりも前向きになれたり、ポジティブな気持ちで仕事や人間関係を良好にするために取り組めているのは、潜在意識の好転反応のおかげかもしれません。
潜在意識の書き換えの過程で、心のプログラミングが変わる事で、思考が変わり、行動が変わっていくため、願いを引き寄せる前兆と言って良いでしょう。
思考や行動が変わっていく過程や潜在意識の書き換えはこちらの記事で書いています。
嫌なことや不安、身体的な症状が起きているのは好転反応?
「好転反応」を考えた場合、何か良い事が起きる予兆が出る前には嫌なことやマイナスな感情だったり、ネガティブになったり、体調面でも不調が続いたりする事があります。
全ての不調が「好転反応」と言うと、語弊がありますし、本当に体調が悪いだけというケースも中にはあるはずです。
ところで、潜在意識が原因で起きる好転反応にはどんなものがあるのか?想定される反応を一覧にまとめていきます。
潜在意識の好転反応例 風邪を引く
身体的な特徴で多く見られるのが「風邪を引く」や「高熱が出る」といったものが挙げられます。
いわゆる「知恵熱」といって、頭を使いすぎたり、ストレスが原因で風邪のような症状を起こす事もあります。
そのため、必ずしも潜在意識の好転反応が原因では無い可能性もありますし、いずれにしても風邪を引いた場合は、安静にするかお医者さんに相談するようにしましょう。
潜在意識の好転反応例 悪夢を見る
夢を覚えている人はあまりいませんが、寝起きに疲れが取れないという方や何となく嫌な夢を見ていて起きてしまったという事はありませんか?
おそらく「悪夢」にうなされていて、思わず起きてしまったのでしょうが、受け取り方として
- 予知夢の可能性
- 潜在意識からのメッセージ
どちらかの可能性を考えても良いかもしれません。
「予知夢」の場合は、その後に起きる事を引き寄せているかもしれませんので、結局は潜在意識からのメッセージと捉える事も出来ます。
いずれにしても潜在意識が普段の思考や言葉が夢で現実化し、受け取っている可能性がありますの。
怖い夢を見た時も、何か良い事が起きる予兆と捉え、どんあメッセージが隠れているか?振り返ってみても良いかもしれません。
潜在意識の好転反応例 イライラやネガティブ思考
物事が思うように進まない時にイライラしたり、ネガティブ思考になる事はありますが、これら感情的になる事は、好転反応というより「感情は捉え方次第で変えられる」と想います。
モノの見方、考え方、捉え方を変える事をNLP(神経言語プログラミング)では「リフレーミング」と呼びます。
リフレーミングを使えば、ネガティブな言葉もポジティブに変えることが出来ます。
簡単な例だと
「あと10分しかない」
を
「10分もある」
とすれば、同じ10分の捉え方がポジティブなものになりますので、イライラやネガティブになっているのはなぜなのか?自分の心と向き合ってみるのが良いかもしれません。
場合によっては、
「イライラする事で、周囲に自分が大変な事を知ってほしいんだ」
「落ち込む事で、自分の心を守っているんだ」
といった心との向き合い方が分かってくる事があるかもしれません。
潜在意識の好転反応例 下痢、頭痛、吐き気、かゆみ、湿疹が止まらない
潜在意識の好転は、身体的な症状で表れる事が多いです。
人によっては、原因不明の下痢、頭痛、吐き気がするだったり、かゆみや湿疹、時にはニキビという形で表れることもあります。
特にニキビは、出来た場所によって「思われニキビ」と呼ばれる事もありますので、悪いことばかりではありません。
これら身体的な症状が出ている時は、体の中で浄化が進んでいると捉える事も出来ます。
浄化とは、身体の中の悪いエネルギーを発散させ、流し去る事になりますが、その時に身体的な症状を伴う事もあります。
悪いエネルギーが発散される事は、今後良いエネルギーを引き入れていく事になるので、好転反応と捉える事も出来ます。
潜在意識の好転反応例 人間関係が大きく変わる
人間は「磁石」と一緒で、良いも悪いも引き寄せる事が出来ますが、この時に引き寄せるものは、普段使っている言葉や思考によって引き寄せるものが変わります。
そのため、好転反応が見られた後に「人間関係が大きく変わる」というのが、よくある話です。
逆もあり、良い人間関係でなく、悪い人間関係を引き寄せると詐欺だったり、思わぬトラブルを引き寄せる事もあります。
良い人間関係を引き寄せる好転反応になるように、普段の行動、思考から変えていく事をおすすめします。
より良い人間関係を築くコツをこちらでもまとめています。
潜在意識の好転反応例 眠気に襲われる
十分な睡眠を取り、寝不足でもないのに「眠い」という場合、潜在意識からの好転反応と捉える方もいますが、個人的には「深い眠りにつけていない」可能性の方が高いと感じます。
十分な眠りにつけないのは、潜在意識が不安を察知していたり、悪夢を見る前兆かもしれませんので、必ずしも睡眠の質が悪い事が原因というわけではありません。
しかし、眠気に襲われるような状況は、少なくとも身体に疲れが残っていたり、ストレスを感じている可能性は十分ありますので、好転反応という考えでなく、「睡眠の質」にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
潜在意識の好転反応が見られるまでの期間は?
潜在意識の書き換えは、一夜で行われるものでなく、時間をかけて行われていくものです。
潜在意識の書き換えをする方法は、様々ありますが、どの方法も「最低でも3週間以上継続」が条件にはなってくるでしょう。
「21日間続ければ習慣になる」
と提唱する「インキュベートの法則」と呼ばれる法則がありますが、三日坊主という言葉があるように、人の思考や行動が新しく書き換わるまである程度の時間が必要です。
また、書き換わった後にも継続し続ける事で、徐々に好転反応として出てくるので、1ヶ月以上継続しなければ潜在意識が好転反応を示してくれる事は無いでしょう。
ありがとうなどポジティブワードを使っても好転反応が?こちらで詳しく書いています。
潜在意識の好転反応が見られた 私の体験談
あくまで私個人の感想ですが、潜在意識による好転反応が見られた実例を2つ紹介します。
1つ目は「アファメーションの期間」です。
私がサラリーマンをしていた30歳ごろの頃、大阪の心斎橋で勤務していたのですが、通勤時間は約1時間かかりました。
その間の過ごし方は、基本的に「オーディオ教材を繰り返し聞く」という方法で、毎日アファメーションの言葉を繰り返し、繰り返し聞いていました。
また、朝起きてすぐに、セルフトークと呼ばれるアファメーションを復唱し、出勤していました。
期間にして約2年心斎橋にて勤めましたので、そのほとんどの日をアファメーションし続けたわけですが、その後起業し、事業を軌道に乗せることが出来たのは、アファメーションによる強い信念を構築していったからでしょう。
2つ目は「瞑想」です。
起業後、更に上のステージを目指して、日々瞑想をしようという事で始めたのが「六方拝」という瞑想でした。
六方拝については、下記の記事で詳しくまとめています。
そして、現在は「マインドフルネス瞑想」を毎朝15分行うようになり、継続しています。
マインドフルネスは2ヶ月近く続けていますが、開始1ヶ月ぐらいしてから、仕事の依頼や相談が増えてきました。
もちろん、全てが仕事に繋がったわけでなく、私の意見が聞きたいという相談も多かったですが、何より頼りにして頂けるというところが感謝の気持ちで一杯です。
この2つの体験から見ても、やはり最低でも1ヶ月以上は潜在意識を書き換えるメソッドは実践した方が良いと思います。
ただ一方で、「何か良い事が起きる事を期待しない事」も重要だと思います。
潜在意識に落とし込むのに、
- 願望が叶うとか期待しない事。
- 毎回潜在意識へ伝えた願望などは忘れる事。
です。
ノートを使った潜在意識の書き換えの中で、期待しない事についても触れています。
潜在意識の書き換えで好転反応が?嫌なことや不安など身体的な症状は引き寄せが叶う前兆なの?まとめ
「潜在意識」の書き換えを進める中で、感情や身体的な症状はたくさん出る事は予想されますが、それら全ての症状を「好転反応」と捉えれば、モノの見方や捉え方が変わります。
松下幸之助さんは、
「雨が降っても自分のせい」
という有名な言葉を残されていますが、起きた事をすべてどう捉えるかは「自分次第」だと思います。
自分の夢や願望が叶えるために、必要な感情だったり、身体的な症状だと捉え始める事で、人生が大きく変わっていく事もあります。
また、潜在意識は変化を嫌いますので、不安や嫌なことを引き寄せたがるのは当然の話しで、負の感情に支配されそうになった時こそ、自分と向き合い、乗り越えるチャンスと捉えてみてはいかがでしょうか。
ただし、身体は正直ですので、身体的な症状が出てくるという事は、何かしら身体的な負担やストレスを抱えている前兆とも言えます。
潜在意識からあなたに向けられたサインをしっかりと読み取り、潜在意識と協力しながらより良い人生へと発展させて頂くのに、今回の潜在意識と好転反応の関係についての記事がお役に立てれば幸いです。
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