夏目漱石の名言や格言 有名な小説「こころ」はじめ日本の文豪から学ぶ言葉の数々をまとめました

夏目漱石 名言

夏目漱石の迷言や格言をまとめました。

夏目漱石の有名な小説の中から恋愛や人間関係で役立つ言葉を解説していますので、迷った時や悩んだ時に参考にして頂ければと思います。

夏目漱石のプロフィール

夏目漱石

日本の小説家、俳人である夏目漱石の本名は夏目金之助です。

代表作である、

  • 吾輩は猫である
  • 坊っちゃん
  • 三四郎
  • それから
  • こゝろ
  • 明暗

などがあり、日本の千円札の肖像にもなった偉人です。

正岡子規との出会いで俳句を学び、帝国大学を卒業後にイギリスへ留学、作家として活躍しました。

晩年は、胃潰瘍や糖尿病にも悩まされて、1916年に死去されています。

夏目漱石の名言や格言【英語付き】

夏目漱石 名言

ここからは、夏目漱石の言葉をまとめていきます、人生に迷う時、悩んだ時に参考になればと思います。

夏目漱石の名言その1 恋愛

嬉しい恋が積もれば、恋をせぬ昔がかえって恋しかろ。

If you have a happy love, you will fall in love with the old days when you didn’t fall in love.

嬉しい恋の経験が積もるほどあるでしょうか。

恋の思い出は、切なくて甘酸っぱかったり、儚くほろ苦かったりするものが多いのではないでしょうか。

美しく甘い記憶のまま留めておける恋ばかりであれば、昔を懐かしむことはないように思えます。

きっと嬉しい恋の中にも辛い経験が混じっているのでしょう。どんな恋でも一筋縄では行かないもの。恋なんかしなければ良かったと思う瞬間が少なからずあります。

夏目漱石の名言その2 それから

現代の社会は孤立した人間の集合体に過ぎなかった。大地は自然に続いているけれども、その上に家を立てたら、たちまち切れ切れになってしまった。家の中にいる人間もまた切れ切れになってしまった。

Modern society was nothing more than an isolated group of human beings. The earth continues naturally, but when I built a house on it, it quickly broke. The humans in the house have also been cut off.

世の中にはたくさんの企業や団体や家庭があり、それぞれが上手く融合して一つの社会が出来上がっています。

企業や団体の中にはさらに細分化された部署やグループがあり、家庭の中にも個人の部屋があります。

時代が流れるに連れて、細かく分けられた集団や個人間のつながりは薄くなっていってしまいました。

他者に干渉しなくなり、セキュリティーを強化し、孤立化は進んでいます。元々は人類みんな兄弟で固い絆で結ばれていることを覚えておきたいものですね。

夏目漱石の名言その3 こころ

女には大きな人道の立場から来る愛情よりも、 多少義理をはずれても 自分だけに集注される親切を嬉しがる性質が、 男よりも強いように思われます。

It seems that women are more likely than men to be more pleased with the kindness that is concentrated only on them, even if they are a little out of step, rather than the affection that comes from a great humanitarian standpoint.

独占欲や嫉妬心が強いのは女性でしょうか。浮気心を抱きやすい男性を繋ぎとめるために敏感になってしまったのでしょう。

よその奥さんに優しくしている夫なんて必要ありませんね。

良い人求めているのではなく、自分にとって良い人を望んでいます。妊娠と出産を経験する女性特有の家族を守る本能が働いています。

本来なら一夫多妻制なんて成り立つはずがありません。不倫も言語道断です。

夏目漱石の名言その4 道草

世の中に片付くなんてものは殆どありゃしない。一片起こったことはいつまでもつづくのさ。ただいろいろな形に変わるから他にも自分にも解らなくなるだけのことさ。

There is almost nothing in the world to get rid of. What happened will last forever. It just changes into various shapes, so I just can’t understand it.

時間を巻き戻すことができない限り、一度起こった変化は無かったことにはなりません。

グラスに入っていた水をこぼしてしまったら、もう飲むことはできません。放った失言により失った信頼を回復することもできません。

近年ではネットにアップしたものは削除しても永久的にネット上のどこかに残り続けます。変化を起こしてしまったのなら腹をくくるしかありません。

もちろん、ネガティブな出来事をポジティブに転換させたり、目立たせなくしたりすることはできます。

夏目漱石の名言その5 草枕

足がとまれば、厭(いや)になるまでそこに居る。居られるのは、幸福な人である。

If you stop, you’ll stay there until you’re sick. It is a happy person to be there.

同じ場所にずっと留まってはいられませんね。進まなければ何も変化がなく面白くありません。

恋人と気が合わなければ別れを選び、仕事にやる気が出なければ転職し、結婚生活に嫌気がさせば離婚をします。

その場を離れずにいられる人は、居心地の良さを感じて、その状況に満足しています。この上ない幸せですね。

夏目漱石の名言その6 私の個人主義

すべて政治家なり文学者なりあるいは実業家なりを比較する場合に誰より誰の方が偉いとか優っているとかいって、一概に上下の区別を立てようとするのは、たいていの場合において、その道に暗い素人のやることであります。

専門の智識が豊かで事情が精しくわかっていると、そう手短に纏めた批評を頭の中に貯えて安心する必要もなく、また批評をしようとすれば複雑な関係が頭に明瞭に出てくるから、中々「甲より乙が偉い」という簡潔な形式によって判断が浮かんでこないのであります。

相手のマウントを取ろうとしても、必ずしも有利に進むとは限りません。

義務心を持っていない自由は本当の自由ではない。

義務を果たすことで、初めて本当の自由を手にできます。日本では国民全員に人間的な生活をする権利がありますが、それは課せられた義務を果たすことが前提条件です。

義務教育を受け、修了したら勤労に励み、死ぬまで納税しなければいけません。

そうやって手に入れられる自由は思い描く自由とは異なるかもしれません。もちろん法を犯すことも道徳から外れることもしてはいけません。本当の自由とはいったい何なのか、永遠の課題ですね。

夏目漱石の名言その7 月が綺麗ですね

月が綺麗ですね。

「I love you.」

子どもの頃から成績優秀で特に英語が得意だった漱石は、大学卒業後に英語教師として職に就きます。

教え子が「I love you.」を「我、君を愛す。」と素直に訳したところ、漱石は「日本人が愛なんて言葉は使わない、『月が綺麗ですね。』と訳しなさい。」と訂正しました。

ロマンチックに聞こえる愛のフレーズですが、漱石にしてみればとても現実的な表現方法を選んだだけなのかもしれません。

外国語の学習は、単純な言葉の違いだけでなく文化の違いも理解しなければ習得できないということがよくわかります。

もしも「月が綺麗ですね。」と愛の告白を受けたら、気の利いた言葉で返答しなければいけません。

受け入れる場合は月が綺麗であることを肯定するような言葉を、お断りする場合は月より綺麗なものがあるといったそれとなく否定するような言葉を使いましょう。

また、愛の告白だと気づかずに「月が綺麗ですね。」に対して「そうですね。」と答えてしまうと、OKの意味に捉えられてしまうので気をつけましょう。

夏目漱石の名言その8 智に働けば角が立つ

智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。

If you work with wisdom, you will get a corner. If you let the emotions flow, it will be washed away. It’s cramped if you’re willing. It is difficult for the human world to live in a rabbit corner.

多くの人が共存する社会の中では、どう立ち振る舞っても正解は見つかりません。

知性を使えば反感を買い、情を持っては返って痛い目に合い、意地っ張りでは自分が嫌になります。

付き合う相手によって接し方を変え、価値観の合わない人とは最初から近寄らなければいいのでしょうか。

万人に好かれる生き方も、平等に幸福をもたらすことも簡単ではありません。住みにくくても私たちのたった一つの世の中です。兎角に生きていきましょう。

夏目漱石の名言その9 牛

あせってはいけません。ただ、牛のように、図々しく進んでいくのが大事です。

Don’t rush. However, it is important to move forward like a cow.

牛の歩みは本当にゆっくりです。止まることはあっても走ることはめったにありません。

人間が牛のように歩いていたら、傍からは堂々としていて余裕のある人のように見えます。

相手をビビらせることもできます。反対に、焦っている人は小心者に見えるので、なめられてしまいかねません。落ち着いて牛のように前に進みましょう。

夏目漱石の名言その10 教育

教えを受ける人だけが自分を開放する義務を有っていると思うのは間違っています。教える人も己れを貴方の前に打ち明けるのです。

It is wrong to think that only those who are taught have an obligation to open themselves up. The teacher also confesses himself to you.

教育にも信頼関係が必要です。自分の正体を明かさずに生徒のことはわかりきっているという先生よりも、心を開いて自らもさらけ出してくれる先生は人気がありますね。

どんなに有益な教育をしてくれる人であっても素性が分からなければ、聞く耳を持てません。師匠と弟子の関係は、根本的に良好な人間関係の上に成り立ちます。

夏目漱石の名言その11 行人

自分のしている事が、自分の目的(エンド)になっていない程苦しい事はない。

There is nothing more painful than what you are doing is not your purpose .

一所懸命に打ち込んでいると何のために頑張っていたのか、目的を見失ってしまうことがあります。

お給料をもらうために仕事をしていると考えられれば、どんな仕事にも取り組むことはできるかもしれません。

ただ直接的なゴールにつながらないことは苦痛でしかありませんね。

時間とお金を掛けて接待をしても自分の営業成績に反映されなければ、無駄とも言えます。何かに夢中になる前に、一度手を止めてやる意義があるのか、自分の利益につながるのか、よく検討してみましょう。

夏目漱石の名言その12 とかくこの世は

情に棹させば流される、意地を通せば窮屈だ、とかくに人の世は住みにくい。

人間は一人で生きていく事は出来ません。良い塩梅で立ち回る事が出来ばければ、良い人間関係を築くことは出来ないでしょう。

夏目漱石の名言その13 人間関係

愛嬌というのはね、自分より強いものを倒す柔らかい武器だよ。

Adorability is a soft weapon that defeats something stronger than you.

持つべきものは、破壊力のある重厚な武器ではなく柔らかい武器ですね。

相手のことも自分のことも傷つけることなく強い相手を倒すことができるなら、一番望ましい手法になります。

愛嬌を習得していて、周囲の人々に愛されるキャラクターは、生きやすいはずです。

特に女性に求められがちな愛嬌ですが、男性も怖い顔をしているより温かく気の利いた笑顔を作っている方が老若男女問わずモテます。損をすることはありません。

夏目漱石の名言その14 友情

自分の弱点をさらけ出さずに人から利益を受けられない。自分の弱点をさらけ出さずに人に利益を与えられない。

You can’t benefit from others without exposing your weaknesses. You can’t benefit others without exposing your weaknesses.

誰にでも弱点はあります。ただ弱点はなるべくひた隠しにして人には見せたくないものでもあります。

弱い部分がばれると損をしてしまう気もしますが、それは逆です。まずは自分を素直にさらけ出して人間関係を構築しましょう。

裸の付き合いができる友人ほど、互いを理解し合い、助け合うことができます。おのずと利益ももたらされます。自分の得た利益も分け与えたくなります。

夏目漱石の名言その15 夢十夜

自分は何処へ行くんだか判らない船でも、やっぱり乗っている方がよかった。始めて悟りながら、しかもその悟りを利用する事が出来ずに、無限の後悔と恐怖とを抱いて黒い波へ静かに落ちて行く。

Even if I didn’t know where I was going, I should have been on board. While enlightening for the first time, and unable to use that enlightenment, he quietly falls into the black waves with endless regret and fear.

船から身を投げた主人公が深い海の底に沈みながら、後悔を表している名言です。

冷たく黒い海に飛び込むまでには、たくさんの複雑に絡み合った感情と強い意志があってのことと思われます。

それでも後悔ばかりで、なすすべはなく、もちろん船の上に戻ることはできません。

これ以上ないくらい絶望していたはずなのに、自死を選んだ後にさらに絶望することになってしまいました。

自分が今どん底にいると思っていても、もっとひどい状況は存在するものです。諦めて命を投げ出すのではなく、上に這い上がるしか本来道は残されていません。

夏目漱石の名言や格言が読める本

最後に、夏目漱石をもっと知りたいという方に、夏目漱石の名言や格言が散りばめられている本をいくつかご紹介します。

夏目漱石 こころ

夏目漱石 こころ

夏目漱石の代表作「こころ」。人間関係や恋愛について、とても深い物語になっています。

夏目漱石 吾輩は猫である

夏目漱石 吾輩は猫である

本の冒頭が、

「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」

から始まる夏目漱石の名作です。

夏目漱石 100の言葉

夏目漱石 100の言葉

毎日更新の「日めくり漱石」の連載で知られる矢島裕紀彦さんが書かれた一冊。

夏目漱石の言葉は、会社、学校、家庭で人間関係に悩んだり、疲れている時に心の重荷をふわっと軽くしてくれると矢島氏は言います。

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