前向きな気持ちになれるあなたにぴったりの座右の銘や四字熟語のヒントを集めてみました。
気持ちが落ち込んだ時や、上手くいかない時に前向きな言葉を友人からかけられると、とても勇気が湧いてきて、「明日から頑張ろう」と心を強く持てますよね。
また、偉人の名言やことわざなどから、今時分が抱えている課題を解決するための突破口を見つけ出すのも一つの方法ですが、「座右の銘」を自分で一つ持っておくと、ブレずに悩んだ時の指標にする事が出来ます。
よく失敗した方たちが言う言葉に「魔が差した」という言葉はありますが、悪魔の囁く声が差し込んできた。と意味ではなく、本来は「間が差した」という意味だそうです。
つまり、
「油断した隙間にやった事が失敗に直結する」という意味になりますが、魔が差す事のないように、自分軸を持つのに座右の銘はオススメの方法です。
ここでは、特に「前向きになれる座右の銘」を一覧にさせて頂きましたので、就職活動を行う学生さんの後押し、ビジネスマンや経営者が強い気持ちを持てるようになる言葉をお送りします。
もくじ
座右の銘とは何?
座右の銘(ざゆうのめい)とは、自分の心を律するために使われる格言の事です。
自分に勇気を与えたり、ブレない信念を持つために座右の銘を持つ事も出来ますが、基本的に偉人の名言だったり格言、ことわざなどが使われることが多いです。
特に四字熟語にしなければいけないといったルールもありません、自由に決めて頂ければOKです。
座右の銘の語源は「自分が座ったときの右側」の座右と、「石や器に歴史上の人物の言葉を記す」という意味の銘を合わせたものです。
合わせて意味する事は、自分の右腕と同じでとても重要で大切な人の言葉になります。
前向きになれる座右の銘のヒントとなることわざ
座右の銘は自由に決めていいという事が分かったところで、ご自身の座右の銘を考える際に、参考になる名言や格言、ことわざを集めてみました。
前向きなポジティブシンキングへと変換できる言葉となるように、逆の意味にあたる不安をはじめ、努力、行動に関連した情報をまとめてみました。
不安への対処 前向きになれることわざ
英訳 No need to worry if you are prepared
準備の大切を通して、準備をしっかりしていれば自信を持って取り組める事、成功の確率を高められることを伝えてくれています。
準備不足でプレゼンや面接などに望むと、どうしても緊張してしまい本来の実力を発揮できませんので、「段取り八分」という言葉もあるように、納得いくまで準備をして物事に望みましょう。
英訳 It’s easier to give birth than to think
やってみると案外簡単だと思う事って多いですよね?大事な事はまずは「行動してみる」事で、行動してからあとで修正したり、反省したりするのでも遅くは有りません。
行動する姿勢は、きっと相手に伝わり、評価や結果へと繋がっていくはずです。
孫正義さんも「5割の確率で行うのは愚か、9割の確率では遅い」という言葉がある通り、まずは難しく考えずやってみましょう。
英訳 Whether a demon or a snake appears
未来は誰も知る事は出来ません、先に起きる未来がどんなに不安があっても、突き進まなければ何も起きませんので、まずはやってみる事を優先しましょう。
英訳 He eats pork and saves his life
河豚は美味しいのは知っているけど、毒に当たると命を落とす事もあるので、恐れている様子を表したことわざですが、命を惜しんでいては今の状況は変革する事が出来ない場合は、「座して死を待つよりは、出て活路を見出さん」という言葉通り、攻めに転じるようにしましょう。
行動していれば何か起こりますので、まずは行動する事を忘れないようにしたいですね。
英訳 The true identity of a ghost
幽霊が出たと思ったら、枯尾花だったというオチの話しですが、恐怖という視点から見れば、恐怖に縛られてしまいますが、視点を変えて見れば、何も恐ろしい事はありません。
結局は不安や恐怖という感情すら、「自分の内側から出ている」ものであって、行動出来ないのも自分のせいだという事に気づくのにちょうどよいことわざです。
英訳 If you don’t hesitate
普段使う遠慮という意味ではなく、ここでは「遠」と「近」に対しての憂であるという見方になりますので、距離感を表したものになります。
遠い将来に対してしっかりと考えておかなければ、近い未来で必ず問題が起きるという意味ですが、目標設定は毎日、毎日設定するのも大事ですが、2週間先、1ヶ月先、6ヶ月先、1年先、10年先・・と考えておいた方が良いでしょう。
それぞれの時間のスパンで見て、人生の目的や目標を立てておく事、逆に長い時間軸の中から今何をすべきか?をしっかりと設定するようにしましょう。
例えば、人生を通しての目的を
「不安なくストレスフリーに生きたい」
とするのであれば、1ヶ月以内に不安になるような事がないようにするために何が出来るのか?ストレスフリーでいるには何が出来るのか?を考えて目標設定が出来るでしょう。
努力の大切さを認識する 前向きになれることわざ
英訳 Continuation is power
毎日コツコツと少しずつでも積み上げていく事がとても重要だという事ですが、「石の上にも三年」、「10000時間の法則」とあるように、まずは最低でも3年、10000時間取り組んでみましょう。
人によって年数は変わりますが、1日10時間をやるべき事に取り組んだとすれば、1000日となりますので、約4年です。
3~4年真剣に物事に取り組むだけで、積み上げたスキルや経験は見違える力になっているはずです。
英訳 From the journey of a thousand miles an inch
どんなに壮大な物語も最初の1歩がなければ存在しません。また成功の第一歩がなければ、成功する事はありません。
目の前にある目標をまずは取り組み、着実にクリアしていく、人生をドラクエと例えるなら、いきなりラスボスに挑む事は出来ません。
まずはスライムを確実に倒せるようになってから、少しずつ強い敵を倒してレベルアップが必要だと思えば、最初にクリアできるだけの課題を確実に乗り越えるようにしましょう。
英訳 Three years on a stone
先ほど、継続は力なりでも触れましたが、まずは3年何か決めた事があれば続けるようにしましょう。
英訳 Always rising after a fall
どれだけ失敗しても、いつか成功が訪れます。成功するまでひたすら続ければ良いだけです。
失敗に対して恐れがある方は、エジソンの名言や格言「失敗は成功の母」がビジネスや子育ての役に立つ3つの理由でエジソンの逸話を読まれる事をオススメします。
英訳 Those who know enough are rich
「足るを知る」とはすでに自分が満たされている状態であるという事を表したことわざですが、この言葉のあとに続きがあったのですね。
足るを知る人は、精神的な余裕を持った人なので裕福であるという意味で使われるようですが、欲張らないとう事ですね。
今の環境で出来る事、今の自分で出来る事は何でしょうか?まずはそこに集中してみましょう。
英訳 Ride a cow until you ride a horse
馬に乗る前に牛に乗って慣れろというところから、まずは小さな目標をクリアして経験を積めという意味があると思いますが、私なりの解釈をもう一つ追加させてください。
三国志や漫画キングダムなど、戦国の話を読んでいると、名だたる将軍は馬に乗り、一騎打ちの際は馬上で矛をふるって戦いますよね??
命がけの戦いで仮にどんくさい馬だったらどうでしょうか?命がいくつあっても足りませんよね?
という事で、牛から馬、そして足の早い名馬へと乗り換えていくのは、出世を表しているように思いますので、良い馬に乗れるように、まずは評価されるべき小さな目標を達成せよという意味でも良いかと思いました。
英訳 It’s hard to pass by
強い信念を持って取り組めば、その想いは天(神様)に通じるという意味ですが、仕事をお金を稼ぐためだけに行うのでなく、仕事を通してどうありたいか??を自分自身で考えると、また仕事への取り組み方が変わでしょう。
例えば、仕事を通して
- お客様に幸せな気持ちを持って欲しい、喜んで欲しい。
- 自分自身の成長を通して、後輩などの見本となる。
でも良いと思いますので、もう一歩踏み込んだ信念を持ち、貫きましょう。
英訳 Pry raindrop stones
長年かけて雨を打ち続けると、石のような硬度があるものでも穴をあける事が出来るという意味です。コツコツと時間をかける大切さを学べることわざです。
英訳 There is no light if you polish it
どんだけ良い才能を持っていても、正しい努力をして引き伸ばさなければ、才能が開花する事はないという意味です。
才能に溺れる事なく、しっかりと継続した努力をできるように環境もマインドセットも行いましょう。
行動に繋がる 前向きになれることわざ
英訳 Hit and crush
玉砕とも言いますが、何事もやってみてから失敗しようという事です。
物事を起こす事ができず、何もしないという事だけは避けましょう。
英訳 Strike while the iron is hot
思いついた日が吉日です、とにかく最速で行動する癖をつけましょう。
「宇宙はスピードを好む」という言葉があるように、とにかくスピード重視の行動は評価されます。
また、スピードというところで余談ですが、完璧を目指しすぎずに、7割程度で提出するという方法もあります。
完璧主義だと、調べたりする時間を要しますので、どうしてもスピード感が出てきません。
少しでもスピードを上げるために、まずは「未完成でも出してみる」のが良いかと私は思います。
英訳 Cut off Kaito Ranma
Google翻訳を使っているのですが、「快刀乱麻」を翻訳出来なかったようです・・とにかくよく切れる刀を使って麻のごとくスパスパとさっさと切っていくという事です。
どんなに複雑な問題があっても、スピード感と断固たる決意で意思決定をしていく大切さを教えてくれることわざですね。
英訳 If you do not enter the tiger’s cave, you will not catch its cub
何か事を起こす時は、リスクが大きいと思う事も、時にはやっていかなければならない時もあります。
リスクヘッジも大事ですが、リスクの事ばかりに目を奪われているとチャンスを失いますので、自己投資をするべき時を見極めるのも大事です。
英訳 Valor is not brave
本当に勇気のある人は、小さな事で争ったりしないという意味のことわざですが、いつも愚痴を言ったり、人の事を言っているような人は「実は不安」なのでは無いでしょうか。
本当に相手の事を思っているのであれば、まずは尊敬の念を持って接する事が大事ですよね。
英訳 Kimiko will change
経営者は、もし間違った判断をしていると気づけば、即座に改める必要があるという意味であって、気分に合わせて豹変するという事ではありません・・
経営判断を謝ると、一気に窮地へ追い込まれる、もしくは倒産リスクもあります。一つ一つの判断に責任を持つという意味でも、素直に間違いを改めるという事も必要では無いでしょうか。
英訳 If you do so, the demons will avoid them.
何事も断固たる気持ちを持って取り組めば、相手もその気迫に押されて譲ってくれるという意味のことわざです。
こちらが少々筋道がおかしい事があっても、自分の想いを精一杯ぶつけ、信念を持って断固たる気持ちでブレないでいる事の大切さを学べます。
英訳 Even if you throw away yourself
決死の覚悟がなければ、活路を見いだせないという意味のことわざです。
英訳 10 million people and 雖 also go
自分の良心に恥じない行動であれば、相手は1000万人であっても立ち向かえるという意味。
英訳 Storm Tiger
素手でトラに立ち向かう様子や徒歩で黄河を渡ろうとする様子を見て、無謀で命知らずであるという意味で使われることわざです。
英訳 Self-portrait
自分で自分の事を褒める、自慢する事を表す言葉ですが、自分で自分を褒めるって結構難しかったりしますよね?
小さな成功や上手くいった時に、自分の事を褒めてあげるという事は、「自己肯定感を高める」事に繋がりますので、おすすめです。
元々はお釈迦様が生まれた時に言った言葉です。
なんとなく暴走族や孤高の人、プライドが高い人が使いそうな言葉を想像しますが、実は天上天下(この世にいる天の人も下も含めて)は、我々人間だけ(唯我)しか出来ない、たった一つ尊い目的(独尊)があるという意味なのです。
もう少し端的に説明すると「人間生まれただけでも尊い」という意味でも使われるので、イメージしているのと少し違うと思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
英訳 Do not fall behind
他人に負けない、ひけをとらない事を意味することわざです。
自分に自信が持てるスキルをとにかく一つ持つという事を意識し、全集中で誰にも負けない力をつけましょう。
英訳 Old pestle pattern
若い頃に身に着けた技術や知識ですが、今も衰えが無い事を表したことわざです。
英訳 As for the workmanship, please see the finish
「ざいくはりゅりゅしあげをごろうじろ」と読むのですが、仕事の仕方は人それぞれなので、途中で批判する事はしないで、出来上がりを見て判断をしようという意味のことわざです。
とかく親心で部下や後輩にアドバイスしたい気持ちが出てくるのも分かりますが、そこはグッと我慢して約束した期限まで待つ勇気も必要だと教えて頂けました。
英訳 Injury achievements
失敗しても、思わぬ良い結果をもたらす事を怪我の功名と言いますが、失敗と言いましても「損して得を取れ」という言葉があるように、必ずしも失敗でなかったと思う事もあると思いますので、ラッキーだったと思って次のチャレンジをしていきましょう。
英訳 All things come to those who wait
やれる事をやりきれば、あとは結果を待つだけという意味です。100%以上の力を発揮したと自負すれば、安心して寝て待ちましょう!
英訳 Raise the sail to the tail
追い風に乗っていれば、実力どおり発揮出来なくても、100%以上のものを提供する事も可能ですので、投資の世界で「順張り」「逆張り」といった言葉がありますが、順張りの考えといったところでしょうか。
英訳 It seems that Bon and New Year came together
良いことと悪いこと、もしくは忙しいことが同時期に起きたという、印象としては良くも取れたり、悪く取れたりしそうですが、忙しいという事は幸せな事ですが、感じの通り「心を亡くす」事のないようにはしたいものですね。
前向きになれる座右の銘 四字熟語編
ここまでは、名言、格言、ことわざを使って座右の銘に使えるヒントをまとめましたが、ここからは四字熟語として紹介します。
四字熟語は、日々の朝礼や挨拶、時には面接といった重要なシーンでも使えると思いますので、参考になさってください。
お互い得意を磨きあうという意味で使われます。
苦労に耐えるという意味で使われます。
冬が終わり、春がやってくる、悪いことが続いても幸運が開けるという意味で使われます。
自分の信念を持って取り組む、貫き通そうとする意味で使われます。
見も命も捧げるという強い気持ちで物事にあたるという意味で使われます。
雄雄しい勇気が盛んに湧いてくるという意味で使われます。
自然を動かせるほどの気迫や力という意味で使われます。
身分を上げて、きらびやかな衣服で故郷に帰るという意味で使われます。
英雄は世の中に隠れているが、いつかは世に出てくるという意味で使われます。
何事にも左右されない様子という意味で使われます。
凄まじ良い風と激しい雷のように素早く激しい様子の意味で使われます。
耐え忍ぶ強い意思と、決めたことを断行する意味で使われます。
一度負けた者が、勢いを取り戻し、巻き返す意味で使われます。
意思がはっきりしていて、思い切って行う意味で使われます。
どんな場面でも、落ち着いて平然と対応する意味で使われます。
何度失敗しても折れない、志を曲げない意味で使われます。
想像を超える度量や発想で立派であるという意味で使われます。
前向きになれる座右の銘のヒント まとめ
冒頭でもお伝えしたように、座右の銘はあなたが何か迷ったり、ぶれたりしないために自分の側に常に置いておきたい言葉の数々です。
歴史上の偉人や尊敬するスポーツ選手、先輩などの言葉を座右の銘とするのも良いでしょうし、座右の銘を見て前向きな気持になれるものを一つは持つのも良いでしょう。
ちなみに、私の場合は
「夢は逃げない、逃げるのはいつも自分だ」
という言葉が凄く気に入っていて、座右の銘として使っています。
あなたの心が少しでも軽くなり、前向きになれる、そんな座右の銘を作るヒントに、少しでもなれば幸いです。